中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第981回
利福国際の株価が下げたなら

長期に投資を考えて
利福国際が今後収益をあげていくことに投資をしたのでしたら、
株価が購入後急落しても
その原因が利福国際自身の業績自体に問題がない限りは
利福国際の株価が購入した時点より下げたとしても、
追加購入を考えていくことができます。
利福国際の株価が今後大きく下げたなら
安く購入できるチャンスになります。
株価の値上がり値下りを見て投資をするのではなく、
企業の成長性を見て判断していくべきです。

利福国際は2008年に蘇州、2009年には瀋陽で新規出店する予定です。
今後は中国本土からの収益が伸びていくようになるでしょう。

1999年に株価が大きく下げたことがありました。
このときは中国政府が世界に通用する企業を育成するために
大鉈を振るって改革を行ってきていました。
そのために1〜2年間は株価が低迷しました。
また上場している多くの企業の業績も低迷していましたので
株価が下げていって当然の展開でした。
投資家心理としたなら業績が低迷していくときに投資して
こうという気にはなかなかなれません。

購入を控えているのは
株価が下げていくことに対しての恐怖心なのか、
企業収益が下げていくことへの恐怖心から購入できないのか、
損をしたくないがためへの恐怖心なのか、
それともほかの要因なのか人によって違うでしょうが、
株価が下げていくのををみたなら
株価が下げていくことに対して
購入していく勇気がいるなあという気持ちが強いでしょう。

確かに将来伸びていきそうもない市場や
投資ができない企業に対して投資をしていくのは
絶対できません。
火の中に飛び込んでいく虫のように自ら死ににいくようなものです。

中国という国の成長が鈍化する、
崩壊していくというのでしたら
当然投資は考えることはできません。
ですが、これから成長していけるような中国という国家でしたら
何らかの事情で株価が下げたときには投資するのに勇気が必要だ、
恐怖心があって投資ができないというのは全く当てはまりません。

中国株・株式投資 小泉 鉄造


当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2007年3月9日(金)

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