中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第983回
キャベツや白菜と株価の賞味期限

八百屋さんで大根が100円していたものが、
その後同じ品質で80円で売っていたなら
誰だって80円を出して大根を買うでしょう。
前に100円していたから
80円ではなくて100円出そうという人はいないでしょう。

普段150円で売られていたキャベツや白菜が
不作の年には200円や300円まで値上がりすることがあります。
そんなときは一個まるまる買うよりは
半分か三分の一分買って家計をやり繰りします。
逆に豊作の年には一個が75円や50円にまで下がるときもあります。
そんな時には一個半か二個まとめて購入していくでしょう。
それが普通です。

ところが株式市場の株に投資するときには
立場が逆になることが多くなります。
株価が150円なら普通でしょうが、
その後値上がりしていき180円200円になったなら
安いときのキャベツや白菜の値段を知っているときより
上げてきていますので
これからもっと価格が上がっていったならどうしょうと思います。

いま買わないと
これから上がっていったならもう安く購入できない
という気持ちが先にたちますので投資します。

キャベツや白菜の値段でも200円から300円まで上がっていったなら
安い時期に買っておいてよかったと思うでしょう。
株価でもしばらくは上がっていったとしても、
その後株価が一転して下げていったなら
なんで高値の時に売らなかったのであろうかと悔やむでしょう。

安いときにキャベツや白菜を50円で買っておけば
多くの量を買うことができました。
投資した企業でも株価が安かったときに購入しておけば
200円まで上がったときに対して
4倍の株数を購入できたということです。

株式投資でもキャベツや白菜を安いうちに買っておくということと
同じようなことです。

キャベツや白菜を買うのと
株式投資で株を購入するので違う点があるかといえば、
キャベツや白菜には食べることができる賞味期限がある
ということです。
毎日食材で使っていく、また冷凍や漬物にしても
そう長く持つものではありません。

では、株に賞味期限があるかといえばありません。
投資した企業が収益を伸ばしていける期間が賞味期限です。
そのような賞味期限が長いものに投資できるのが株式投資です。

中国株・株式投資 小泉 鉄造


当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2007年3月13日(火)

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