中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1065回
積み木崩し

アメリカの金融関連企業がさらに大きく利益を出そうと
サブプライム住宅ローン商品に手を広げたがために、
倒産したり合併、身売りなどする破目になっています。

これではせっかく積み上げた積み木を
自分で壊しているようなものです。

日本だってバブルの時期は
土地は永遠に右肩上がりに上がっていくものと信じて
金余りから
日本だけではなくアメリカの建物、土地を買いあさり
バブルが崩壊したあとは
長い不況に入っていったのですから
アメリカを笑うわけにもいきませんが。

日本のバブルが崩壊後、
日本の景気がなかなか立ち直れないのは
日本が先進国になって、
ここから次に飛躍できるような商品が見つからない、
円が強くなり海外企業との競争に勝てない、
日本国内だけで成長できなくなっている、
昔ならば公共事業を発注すれば景気は上向いてきましたが、
いま行っても上向くどころか
国の借金が膨らんで国民の負担にのしかかってくるだけです。

ではアメリカはどうかといえば
サブプライム問題が片付いてしまえば
低成長ながら伸びていきそうです。
人口でも増えていきます。

ドルはいま世界の基軸通貨ですから
また大きな問題が起きてこない限りはドル中心に回っていきます。
では肝心の不安要素であるサブプライム問題は
いつ片が付くかといえば
そう時間がかからないように今のところ見えます。
といってもこの1、2ヶ月でつくとはいえませんが
アメリカの対応がすばやいことと、
倒産、合併、事業提携の速度が速ければ
それだけ立ち直りも早くなっていきます。

では今の時点で中国株投資にどう挑んでいったらいいか。
いま起こっていることは
アメリカ発で中国やアジア発ではありません。
アメリカの経済が後退して
世界の経済も後退していくことが懸念材料です。
ですが、アジアの経済は成長が見込めるとしています。

株式投資では安くなっているときに購入できたらベストです。
いまは株のバーゲンセール中ですので購入していっていいのです。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2008年10月3日(金)

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