中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1143回
安売り

2009年夏のボーナス平均支給額は前年に比べ15.2%減になっており、
製造業は特に厳しく、
自動車などの輸出型産業は2割減以上も多くなっていました。
支給額は平均38.1歳で金額では71万7051円となっており、
前年より12万9000円も低くなっています。

某企業が行った今年の夏のボーナスの使い道のアンケートでは
1位が「貯金する」、
2位が「買い物」、
3位が「ローンや借金の返済にあてる」、
4位が「生活費にあてる」となっています。

1位の「貯金する」は将来が不安ですから
貯めていく気持ちも分かります。
3位、4位は生活していくために使っていくお金です。
2位の買い物が唯一自由に使えるお金ですが、
実際ははボーナスが出たときが
今まで欲しかった物を購入できる時ですから
使うというケースが多いのではないでしょうか。

ですが、支給額で71万7051円貰えた人はいいほうで、
中小企業ではボーナス額はもっと低い金額でしょう。
また、実際はボーナスもでない企業も多いのではないでしょうか。
お金の使い道にしても家庭を持っている人なら
3位、4位で使う人が一番多いと思います。

本来は日本の経済が上向き所得が増えていき、
ボーナスの額が増えていったなら一番いいでしょうし、
消費も増え経済も活発化してきます。
ではこれから日本はそのようになる事ができるでしょうか。
日本の所得が増えていくようにするにはまず、
高付加価値のある製品を作り世界に売り出して必要があります。
そうでなければ、これから始まっていく高齢化社会では
所得の向上は望めません。

今は所得の減少に対応するために、
スーパーやコンビニなどの小売業では
いかに安く売って顧客を集めるかが勝負になるような
商戦を行っていますが、これはこれで問題があると思います。

野菜や果物を格安で売ったり、
袋つめ放題で幾らということが流行っていますが、
生産者にしたらいくら作っても
利益にならないくらいに買い叩かれて出荷することになりますので
利益はでません。
この姿は、サラリーマンがいくら働いても給料は上がらず、
上がるどころかかえって下がっていくということと同じです。
給料が上がらなければさらに安売りだけに目がいき、
生産者は苦しくなっていくということになります。
これを繰り返していったなら
いつかは回転できなくなり倒れてしまいます。

海外から入ってくる商品が安いといっても
仕入れて売って利益を出すには売値にしても限界があります。
この負の連鎖を断ち切っていくには
日本が再び高付加価値化のある製品を生み出し
世界へ売っていく必要があります。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2009年7月3日(金)

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