中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1163回
見極め

企業によっては購入後
収益が伸びなくて株価も下がっていけば
利益を出すことはできません。
上げ相場であっても
短期投資で簡単に利益が出せる投資ができると思うのは早計です。
短期投資で利益を出していくとしても
それなりの投資方法を考えていかないといけません。

一番考えなければいけないのが
株式市場の波に乗って投資をしていくということでしょう。
天気がいい日に海で泳いでいて
外海に流れる潮に乗ってしまったとき、
そこから陸に引き返そうと一生懸命泳いだとしても
なかなか陸に戻ってくることができません。
逆に沖に流され運が悪いと死んでしまうかもしれません。
株式投資では市場の波に乗れずに損をしてしまうことと同じです。

海だったら潮目を避けるために左右どちらかに泳いでしまえば
今度は楽に陸に戻ってくることができます。
株式投資だったら投資に対する見方、
市場の波を見る視点をちょっと変えるだけで
損を回避でき利益を出す投資ができます。
そのときの相場の流れを読みながら
そのときにあった一番妥当な投資の仕方を見極めて投資していけば
短期投資でも利益を出していけます。

ではその波をどのように見極めていけばいいのでしょうか。
これは非常に難しいことで、
これをすれば波を見極められるというような策はありません。
絶対という策はありませんが、対策は考えられます。
対策としては
株式市場の先を見越して当てていくことではなく、
株式市場の結果から投資をしていくというものです。

株式市場が低迷しているとき
投資したい企業の株価が下がっているときに購入していく。
逆に株価が上がっていったら売ることを考える、
当たり前のようなことですが
考え方、見かたをちょっと変えていくと
見えてくるものがあります。

一般に投資家は下げているときは、
買い時だとわかっていても購入をなかなか行いません。
それは下げているときは
ここから大きく下げていったら損をするという投資家心理です。
本来は下げているこんなときこそ、
下げたことを喜んで
「安く買えるチャンスがでてきた」と思うことです。
思うことは簡単のように聞こえますが、
ほとんどの投資家は行いません。
手持ちの株がどれくらい下がったかが関心事になってしまいます。
本来の買いのチャンスを逃がしていっています。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2009年9月11日(金)

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