中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1194回
ドバイショック後の投資

ドバイショックのような事件がおきたときに
どう対処して投資していくかです。

では、短期投資ではどのように投資を考えていたでしょうか。
短期投資では「市場の波に乗って投資する」こと、
株式市場ではいろいろな要因で株価指数は変動します。
市場が低迷して調整している時期に売買で利益を出そうとしても
下がっていけば利益はなかなか出せません。
逆にこの時期は安く購入する時期か、投資でも休む時期となります。

12月に入り、「ドバイショック」、
「ギリシャの国債格付け引き下げ」、
「クレジットクランチの懸念」などで
ニューヨーク株式市場の株価が低迷し
香港株式市場も半ばまで大きく上昇していません。
12月は年末を控えて上がっていくかどうかはわかりません。

ですが、この点での投資方法は決まっています。

2010年上半期に対して多くの証券会社の予想では
香港市場の先行きに強気の見方を出してきています。

グローバルマネーの流入や企業業績の改善、
民間投資の拡大といった要素が強気材料となり、
「上げ相場」になるとして、中国・香港株の先高感を指摘し、
来年上期は「超ブル相場」になるとの見方を出しています。

ただ下期に関しては、米国の利上げ転換の時期をにらみつつ、
資産バブル崩壊のリスクが強まるという判断も出ていますが。
 
短期投資では2009年年内下げたところでは
仕込み場と見て積極的に購入を行っています。
12月半ばの時点では多くの大型企業の株価は
底値圏内で推移していました。
まずは安値で仕込んでおかないと売るものがありません。

八百屋でも商品がなければ、売れません。
売るものをまず仕込んで買って来ておいて
初めてお客さんに売ることができます。
12月はまず安値で株を買い込む時期です。

ですが、12月でも
購入していた企業の株が上がっていく銘柄もあります。
そのような銘柄に関しては当然売却して利益を出していっています。
売却したお金は再度投資資金に回していけます。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2009年12月28日(月)

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