中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1212回
再投資利回り

現在のベイジン・キャピタルランドの株価は3香港ドル前後で
2009年本決算での期末配当0.11元ですと
4%程度の配当利回りとなります。
権利落日が3月19日ですから、3月18日までに購入していれば
配当を受け取る権利が付きます。

ここでは、
配当利回りに対しての株価の値上がりを見ていく内容でしたので
こちらを見ていきます。
0.11元出すと購入株価に対しての配当利回りは13.1%でした。
もし株価が現時点のままの株価でしたら
13.1%の配当利回りを運用できることになります。

では、現在の株価に対して
株価が2倍に値上がりしたらどうでしょうか。
株価が2倍になったらベイジン・キャピタルランドの配当利回りは
13.1%の半分の6.55%となります。
ベイジン・キャピタルランドの株を1万株購入していたとき
配当金は1万4500円程度ですが、
ここから税金等を差し引いたら
実質の手取り金額は1万3000円程度です。
もし10円の株を購入するなら1300株購入することができます。
ですが、株価が2倍に上がってしまったら
購入できる株数も当然半分の650株になります。

この差は大きいでしょう。

実際の投資では取引単位株数が2,000株の企業が多いですから、
端株分の株数しか買えない金額ですが、
自己資金を足して2,000株購入しようとしたなら
1300株のときはあと700株分を用意すれば済みます。
ところが650株なら
1350株分の自己資金を用意しなければいけません。

700株分と1350株分では大きな差が出てきます。
ですので、配当金を再投資に回していき株数を増やしていくのなら
株価が値上がりしないほうが多くの株を購入できます。
株価の値上がりだけではなく、ほかに利益を拡大させていく方法も
考えてみてもいいでしょう。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2010年3月5日(金)

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