第236回
哈日族とうまく手を組んで

いま台北では毎月のように
日本人のひらくラーメン屋が何軒か新しく開店しています。
中国風の中華ソバならいくらでもあるのに、
日本風ラーメンに人気が集まるのは、
台湾で日本ブームが起っているからです。

日本ブームにうかれて、
日本のスターの公演会にドッと押しかけたり、
日本製品を買いまくったりする若い人たちのことを
台湾や東南アジアでは
哈日族(ハアジツツオ)と呼んでいます。
哈日の哈はハハハ・・・・のハですから、
喜んで日本ブームに乗る人たちのことです。
世界中で一番親日的なのは台湾の人たちですが、
哈日族は香港、シンガポールはもとより
全東南アジアに及んでいます。
韓国や中国大陸にはまだ戦争の傷跡が残っていますが、
戦争を知らない東南アジアの子供たちは、
単純素直に日本文化を受け入れることができるのでしょう。
そういうムードがある以上、
日本人もそのムードにうまく乗って
新しいビジネスをはじめることが
できるんじゃないでしょうか。

私は何年もそのことを考え続けてきました。
ちょうど私は台北の飛行場のある桃園市という
人口50万人のベッド・タウンに駐車場も含めると
5千坪ほどある商店スペースを持っています。
この建物はもともとは八百半のために建てたものですが、
八百半が倒産してしまったので、
お向いの建物を三越に売って
現在は三越百貨店になっています。

そのお向いに「桃園渋谷」という日本からの進出企業の
拠点にすべくプランを建てています。
「100円ショップ大創」の進出もきまりました。
食い放題の焼肉屋「花正」の進出もきまりました。
いま日本でデパートやスーパーの鼻をあかしている
元気で人気のある店を誘致しようと懸命になっています。
海外に進出っひてゼロからスタートして一旗あげたい人が
3坪からはじめられるようなスペースを
用意しようとも思っています。
100万円からスタートできる海外進出というのが
私の狙い目です。
青雲の志を持った人は
私の準備室とぜひ連絡をとって下さい。


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