第476回
足で歩いて知らない世界を見て下さい

旅行から帰って来たばかりで、この原稿を書いています。
旅行をする度に、いつも新しいことに出会うので、
「日々新たなり」とはこのことだなと痛感します。

ついこの間も深と東莞に2日間行っただけで、
中国が既成技術の導入による工業化だけでなく、
バイオテクノロジーとITの最先端を走っているのを知って
とても驚きました。
帰って来て席のあたたまる間もなく、
少林寺と蘇州に足を伸ばして、
少林寺拳法十八番とハイテク工場の大移動を
目のあたりに見て、
変わるものと変わらざるものとの対比に目を奪われました。
もし私が旅行好きで、自分の足で歩き、
自分の目で見ないと気がすまない性でなかったら、
恐らく気がつかなかっただろうことがたくさんあります。

変化のつなぎ目みたいなところが見えたら、
次はどうなるだろうかということがわかります。
次に起るだろうことが予想できれば、
その先取りをすればいいのですから、
メシのタネに困ることはありません。
そのためにはできるだけ
見聞を広くするにこしたことはありません。

私がいまも3日にあけず、飛行機に乗っているのは、
場所を変え、新しい物を見、違った人にあうためです。
人間の行動半径なんか知れたもので、
世界は広くても自分の住んでいる世界は小さいのですから、
せめて自分でできる範囲内でそれを拡げる必要があります。
そのためにはできるだけ旅行をするチャンスをつくって
自分の知らない世界を見ることです。

早いもので、
今回で第4冊目の「もしもしQさん」ができる分量に
達してしまいました。
今回はずいぶんあちこちに話がとんでしまいましたが、
人によっては私が話題にしたことから、
生き方や金儲けのヒントが得られると
思ってくれる人があるかも知れません。
次の旅行は9月ですが、9月にあぶれた人のために
10月にことしはもう一度だけ
旅行のプランをたてる予定です。
明日もこの続きを読んで下さい。


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2001年6月29日(金)

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