第990回
日本人ならではのビジネスがあります

きっかけさえあれば、私は先頭に立って走ります。
どうせこれからの商売は
国と国にまたがってやる以外に方法はないのですから。
但しそのどこの部分を受け持つかによって、
どこにいるかがきまります。
外国に行かないとやれない仕事もあれば、
国内だけにいても間に合うビジネスもあります。
また国と国の間を
駆けまわらなければやれない仕事もあります。
全体を通じて言えることは、
国と国とにまたがった常識を持っていないと
ビジネスのできない時代になったということです。

ですから、外へ出ることに躊躇しない人は
外へ出る機会があったら、その機会を逃さないことです。
外へ出る機会は日本人の場合一番多いのが
就職している会社に派遣されて海外に赴任する場合です。
もちろん、自分で出かける人もありますし、
また現地で仕事を探がしているうちに、
日本の会社に現地採用されることもあります。
海外に行くチャンスがなければ、
海外で仕事をするチャンスはないのですから、
先ず海外に出て見ることです。

会社人間であれば、海外に出ても
会社中心に物を考え行動をしますが、
独立自営を心がける人は自分の目で物を見、
メシのタネを探がします。
人によって違いますが、自社の仕事の延長線上で
そういう可能性を見つけ出す人もあれば、
在留邦人相手のビジネスに挑戦する人もあれば、
貿易とかサービス業とか小売業とか、
前職とは全くゆかりのない分野に参入する人もおります。

どんな仕事でも成功をすればよいのですから
こうでなければいけないというルールはございません。
でもよその国に行ってちゃんと仕事にしようと思えば、
その土地の人ではマネのできない特徴や個性がなければ、
その土地の人をしのぐことはできないでしょう。
その点、日本人の方が産業的には先を走っているのですから、
その土地の人と一味も二味も違う
仕事のできる可能性はあります。
商売上手の中国人の社会でも
日本人の出る幕は結構あるものです。


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2002年11月25日(月)

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