第1382回
上海はいよいよ不動産ブームです

上海で不動産をやる人いませんか、
とこのコラムで呼びかけたら、
近来になくたくさんのEメールをいただきました。
どうも有難うございました。

まだどなたにも返事をしていないのは、
上海で不動産屋をやる時の軸になる仕事と
その中心になってくれる幹部が
定まっていないからです。
不動産管理の会社は持っているのですが、
またいまの上海でやれる
不動産の仕事の大体の見当もついているのですが、
「事業は人なり」ですから、
中心になってくれるスタッフが定まらないと、
スタートができません。

私の台湾の昔の残党が
1人また1人と上海に集まってきていますが、
よその会社に行っている間に
偉くなった者もあれば、
難しい条件を色々と出す者もいます。
また、昔は一緒に肩を並べていたのが
その中から誰かをトップに据えれば
他が承服しないという難題もあります。
過剰流動性の流れに乗って、
上海の不動産市場が
上げ歩調に入ってきたことは間違いないし、
マイホーム・ブームも本調子になりつつあるので、
上海の不動産市場はいよいよこれからです。
ふだんから不動産の動きに注意を払っている人は
じれったい思いをしていることでしょうし、
既に上海に住居していて
新しい仕事を探している人は
なお更のことでしょう。

でも日本人の割り込む余地はそんなにはありません。
日本人相手の商売ということになると、
1つの会社を成り立たせるスケールになるのが大へんです。
お金儲けだけを考えたら、
自分で収入向きのマンションを買うか、
上場している有望不動産株を買うだけで
間に合ってしまいます。
それでもなお不動産屋の看板を
一つあげてみたいと思うのは、
成長する上海にそういうスキマがあると
信じているからです。

具体化するまでにもう少し時間がかかりそうです。
もう少し待って下さい。
段取りよく話がすすんだら、
またこのコラムでお知らせ致します。
私は道をひらいてあげるだけですが、
誰かが上海に大きな看板をあげる日は
必ずくると見ています。


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