第1405回
3月の旅行は海南島に行くことになりました

ことしの投資考察団のスケジュールを組みました。
寒い間は避けるとして、
春めいた3月は
先ず海南島に行きます。
いまのところ3月12日に
成田もしくは関西空港から出発して北京にとび、
14日の日曜日に北京から海南島の海口市にとびます。

海口市に1日、三亜市に2日泊まって、
海南島がどのように開発されているか、
またハワイより美しいと言われている
三亜のビーチがどうなっているか見に行きます。
10何年前に行った時はホテル一軒なく、
開発意欲をかき立てられたのですが、
きっと慾の深いお役人さんにもみくちゃにされて
目もあてられない状態になるんじゃないかと思い
あきらめて帰ってきました。
もし私の予想を裏切るような
素晴しいリゾート地になっていたら、
私にとっては嬉しい誤算だったということになります。

私が行ったのは
まだ開放政策がはじまる前で、
広東省に所属していた海南島を分離して
海南省として出発したばかりの時でした。
面積は台湾よりちょっと広い程度ですが、
人口は台湾の3分の1以下、
所得のレベルは台湾よりずっと貧しく、
他国の植民地になった香港や台湾に比べても
かなり見劣りがしました。
石材の豊富なところですが、
御影石を使って豚小屋の囲いにしていたのが
いまも印象に残っています。

そこへ北京から号令がかかって
省ごと経済特区としての扱いを受けるようになったので、
港をうまく利用した工業用地の建設がはじまり、
一時期は大へんな勢いで開発が進んでまいりました。
宋王朝と呼ばれた宋慶齢、宋美齢ら三姉妹は
この島の出身です。

3日間の時間をとりましたので、
島全体の目ぼしいところは一通り見られると思います。
そのあと上海へとんで3晩、上海に泊り、
1日は蘇州工業団地の見学に行き、
1日は中国株の講習会をやって
3月20日には上海からそれぞれもとの出発点に戻ります。
参加ご希望の方はいつものように
アジア交流センター(TEL:03-3400-9393)に
お申し込み下さい。
案内書をお送り致します。


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