第1677回
ことし最後の中国投資旅行に出かけましょう

いよいよコーヒー豆の収穫期に入ってきました。
10月から次の年の4月まで
海抜500メートルくらいの暖かい所からはじまって
1600〜700メートルの寒い地帯まで、
ちょうど桜前線が九州から北へ北へと移って行くように、
実の熟するのが上へ上へと移動するのです。

何しろ1年前にスタートしたばかりで、
昨年は他人の作業場を借りましたが、
少し事情がわかるようになって、
ことしは自前の作業場を完成させるべく
突貫工事をやっているところです。
ことし最後の中国投資考察団
11月16日(火)に東京と大阪を出発して先ず北京に入り、
北京から昆明にとび、
その翌日に保山というコーヒーの産地に入ります。
あまりコーヒーに興味のなさそうな人にまで
コーヒーの作業場の見学までさせるのは
申しわけがありませんが、
前にも申し上げたように、
雲南省のコーヒーはティピカという
コーヒーの原種に近い上質のコーヒーで、
安いコーヒーのブレンドでマンネリ化した日本のコーヒー業界に
新風をもたらすものです。
いままでコーヒーの飲めなかった中国人が
日本人並みにコーヒーを飲むようになったら
どういうことが起るか考えただけでも
胸のおどる研究テーマの一つなのです。

その上、私の周辺で開発したコーヒーの焙煎機が
いままでに考えられなかった水蒸気を使って豆を炒めたら、
2週間しかもたなかったコーヒーの芳香を
1年も長持ちさせた上に、
酸化がなかなか起らないことがわかったとなると、
新規の企業に関心を持っている人にとっては
またとない耳寄りの話になってしまいました。
私なら、疑いの目を向けると同時に
この目で確かめてみようという気を起こします。

というわけで11月16日(火)から24日(水)まで
8泊9日のことし最後の投資考察旅行に出かけます。
22日に雲南から上海に戻って中国株の講習会をやり、
24日にはそれぞれの出発空港に戻ります。
滅多にない機会なので、
ご参加になりたい方は
邱永漢アジア交流センターにお申込みになって下さい。


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