第1733回
来年の中国投資旅行の予定を組みました

ことしは6回、投資考察団を組んで
中国の勉強に行きました。
3月が海南島、4月が福州、州、龍岩、永定、厦門、
6月がウルムチ、カジュガル、トルファン、
8月がフフホト、エルドス、包頭、
10月が成都、重慶を経由して三峡下だり、
11月が昆明、保山、大理、麗江という雲南のさい果てまで、
いずれも北京から出発して終点の上海で
中国株の研究会というプログラムでした。

北京からはじまるのは、
先ず中国の首都を見てもらう必要があるからで、
上海が最後になるのは、
中国経済の最先端を走る中国を見てもらうのと、
何と言っても中国料理の最高峰は上海に集中していて、
それらのことを五感をフルに働かせて
キャッチしてもらいたいと思うからです。

目を見張るような中国の発展ぶりをみて、
(もしくは見ないうちから)反感を持ったり、
侮蔑の目ざしで見る人がたくさんいますが、
私は先ず自分の目で見ることをすすめています。
低賃金と物眞似の根性で
自分たちの生存権を
おびやかされていると考える人たちは
中国における驚異的な発展ぶりを
心よく受けとめないので、
ついそうした中国脅威論や危機説に
耳を傾けがちですが、
見るときくとは大違いで、
見ればその影におびえていたことが
実は日本人にとっても新しいチャンスであることに
気がつくのではないでしょうか。

国境の壁が打ち破られたことを
敵に攻め込まれる大きなスキマと考える人は
それこそ夜も寝られなくなりますが、
同じことを自分たちの活躍舞台が拡がったのだと
受けとめる人にとっては、
またとないチャンスです。
いままで国内でお互いにせめぎあっていたのが
国際的に土俵が拡がったとすれば、
チャンスはさらに
大きな拡がりを見せたと言ってよいでしょう。
ことし私と一緒に中国旅行に行った人たちは
すっかり味をしめて
「来年のスケジュールを早く教えていただけませんか。
 私も予定を組む都合がありますので」
と必らずききます。
旅行癖がつくと、やめられなくなるようですね。


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