第1813回
大陸で自動車部品百貨の店が開業します

折角、自動車の整備学校を計画しても、
高い授業料を払える身分の人は
手をよごす仕事を敬遠して寄りつかないし、
修理の技術を身につければ
生活が安定するからと
喜んで集まって来る人は家が貧乏で
高い授業料が払えない。
ということになると、教育事業として
採算に乗らない仕事をやる人はいませんから、
中国には従弟制度はあっても、
正式の整備学校がなかなか設立されないのは
無理もないことです。

でも私はそのまま引き下がる気はありません。
どうしてかというと、
スムーズに行く事業なんて
どこにもないのが当り前で、
人生も事業も壁にぶっつかったところから
はじまるものだと思っているからです。
もし勉強したい人がいるのに
金が払えないのなら、
代わりに私が
お金を立てかえてあげるのではどうだろうかと
一歩先に乗り出して考えたのです。

1クラスを50名として、
50人分の授業料と生活費を合わせると
大体いくらくらいになるのか、
そのくらいのお金なら
私が一人で負担できない金額でもありません。
ならば保証人をたてて
「途中で投げ出さない」
「卒業して2年とか3年とか指定したところで勤務する」
ことを条件にしたら、
自動車修理工場のチェーンくらい
たちまちできてしまうのではないか。
但し、それだけのことをやってあげても
不義理をやる人は必らず不義理をするだろうけれど、
世の中、不義理なことをする人ばかりということでもない。
「飲水思源」という諺もあるくらいだから、
必らず一定の歩止まりはあるのではないか。

そう考えたので、
設立の許可をもらうために
役所との交渉をはじめたり、
教室のレイアウトを進めたりしていますが、
日本で自動車部品を販売したり、
修理をしたりの大手ともあちこち接触しました。
既にオートバックスセブンもイエローハットも
台湾では店づくりをやっていますが、
大陸でもいよいよこれから
チェーン店の展開が本格化する気配を感じました。
マイカー・ブームがもたらす新しいビジネスは
高速道路や自動車保険会社だけではないことがわかります。


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