第1815回
中国で汽車百貨の店が1万店、まさか!

「自動車に使う物は何でも売っている店ならば、
 自動車のデパートですね」
と中国の人たちは頷きます。
自動車は中国語で汽車、
デパートは百貨店もしくは百貨公司だから、
中国語になおすと、
汽車百貨公司ということになります。
現に台湾で新しくひらいたオートバックスの店も、
イエローハットの店も、
いずれも汽車百貨という看板を出しています。

ところが、北京の役所に
汽車百貨と名づけてよろしいですかとききに行くと、
百貨店とはデパートのことですから、
自動車部品の販売会社に
百貨という名をつけることはできませんと
杓子定規な返事がかえってきました。
何しろ道端で石ころを蹴ったら
お役人さんにあたるくらいのところですから、
役所は人のやることにいちいち干渉します。
頭に来て念のために成都に問い合わせたら、
別にかまいませんよと
まるで反対の返事が戻ってきました。
それならば、本店を先ず成都において、
北京に支店をつくれば、
北京に本店をつくって成都に支店をつくるより
話が早いことになります。
中国では一つのところで駄目だと言われても、
それでギャフンとなることはないのです。

もし中国で日本と
同じだけ自動車が普及したとしたら、
日本の10倍の人口がありますから、
8億台の車が走りまわることになります。
また日本では
オートバックスのフランチャイジィが500店、
イエローハットも500店はあると言いますから、
こちらは汽車百貨だけで
1万店はできる勘定になります。
「まさか!」と皆さんはびっくりするでしょうが、
まさかという方向に向って
いま中国は走り出したところです。

仮に日本並みのことが起らなかったとしても、
昭和30年代のはじめ頃と
同じスタートラインに立っていることは確かですから、
あッと驚くようなことが
次々と起ることは間違いありません。
商売のことなら中国人の方が
一枚も二枚も上手ですから
日本人がうっかりはできませんが、
中国にないものをやるのなら
少くとも先導役はつとまる筈です。
先者必勝と言いますから、頑張って見ませんか。


←前回記事へ 2005年2月27日(日) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ