第1844回
中国は日本よりずっと開放的な国です

日本人の最も得意としているのは品質管理で、
中国人の最も得意としているのは金勘定です。
ならば金勘定のうまい中国人が
一足先に金持ちになって、
日本人が中国人に
あごで使われるようになるかと言うと、
実際に起ったのはちょうどその逆ですから、
世の中そう簡単にはできていないことがわかります。

商売とは安いところから仕入れて
高く売れるところに持って行って売り、
その差額を稼ぐことです。
中国人は生まれながらに、
そうした流通業にたけています。
ならば商人のふところ具合が一番いいかというと、
昔々はそうでした。
ところが工業が発達して
次々と人の欲しがる商品を生産するようになると、
有無相通ずる流通業よりも、
無いところから人の欲しがる商品をつくり出す方が
いままでになかった新しい付加価値を
生み出すようになったので、
そうした能力を身につけた日本人の方が
金持ちへの道の先頭を走るようになったのです。

それを見て、中国人も
何が人を金持ちにするのか悟るようになり、
日本より有利な条件を備えた自分たちの国で、
日本の後を追うようになりました。
物をつくる方が物の売買をするより
利ザヤが大きいことがわかれば、
もともと知能程度では
決して劣らない中国人が
追いつけ、追い越せと
夜討ち朝駆けに出るようになったとしても
何ら異とするに足りません。

そうした過程で、
日本人に一日の長があり、
習うところが多いとわかれば、
もともと異国との交易には長い歴史があり、
外国人に開放的な国柄ですから
喜んで迎え入れてくれます。
現に外国人の入国に対して
日本の出入国管理局とは
比べ物にならないくらい寛大なことは、
長期滞在のビザを実際に申請した人なら
誰でも知っていることです。
13億も人がいれば、
100万人や200万ふえたところで大差はない
というふところの深さがあるのです。
あとは自分たちのやり方次第だ
ということになります。


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