第1884回
中国で自動車整備学校をはじめたいのです

私が目下、進行中の事業の一つに
中国に自動車整備学校をつくるプランがあります。
いま中国はマイホーム・ブームと
マイカー・ブームのさ中にあります。
なかでも自動車のふえ方が
昨年1年で500万台、
ことしは値引き競争で
どのメーカーも悲鳴をあげていますが、
それでも600万台には達するでしょう。
毎年、新車がふえ続けるということは、
それだけボンコツ車が
確実にふえ続けるということにほかならず、
どこの地方に行っても
自動車の修理が追いつかない時代が
やがて来ることは目に見えています。

そこで、私が友人の応援をして、
オートバックスセブン、イエローハットと並ぶ
汽車百貨の店の第1号店を
成都からスタートさせることにきまりました。
中国語のできる日本人で
そこの店で働いてくれる人いませんかと
この欄でも呼びかけましたが
将来、店長になりたいと考えている人、
更にはのれん分けをしてもらって
一国一城の主になりたい
という野心を持った人は集まって下さい。
将来、中国の道という道が自動車で溢れて
身動きができなくなった時のことを考えたら、
これは将来性のある仕事の一つです。
心の動く人は履歴書に写眞と身上書を添えて、
アジア交流センターに申し込んで下さい
既に大陸にいる方に対しては
北京か上海で面接を致します。

汽車百貨の店にはもちろん、
自動車修理の部門もあれば、
車検の部門もあります。
そこで働く修理工も必要ですが、
修理専門の町工場は
その100倍も必要になる時が
日ならずして必ず来ます。
そこで働く人材を養成したいというのが
私の悲願なのです。
そのための学校をつくりたいのですが、
現状では学校経営は外国人に許可になりません。
でもいまからスタートしないと、
正式に許可になってからでは間に合わないのです。
外国人による学校経営が許可になるまでには
まだ時間がかかりますが、
町工場で職人が見習工を教えることなら
いまの時点でもはじめることができます。
私が先生になってくれる人いませんか、
と呼びかけたのは
そういう先駆者を買って出てくれる人いませんか
という意味だったのです。


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