第1956回
舞台は移っても原理原則は同じ

お金持ちになるチャンスは
貧乏で低迷している国よりも
貧乏から脱け出して
金持ちに成長して行く
プロセスにある国の方が有利です。
工業化がはじまると、
年々、新しい付加価値がもたらされ、
その分け前にあずかることができるからです。

但し、たとえ、成長の只中にいても
その中にとっぷり漬って
拡販や金ぐりにだけ駆けまわっていると、
自分たちがおかれた位置に
あまり気がつきません。
日本人だって、やれ、金融引締めだ、
やれ、ニクソン・ショックだ、
やれ、石油ショックだと、
次から次へと難題にぶっつかっていると、
自分たちが金持ちになって行く道程を
駆け上がっている最中であるという意識は
あまりありませんでした。

そういう時が
一番恵まれた時だったということは
成長が壁にぶっつかってからやっと気がつきます。
でも、もうその時は需要が頭打ちになって、
新しいライバルに攻め立てられている時ですから、
守勢に立たされてしまいます。
新しい付加価値が見つけにくいばかりでなく、
付加価値が自分たちの足元から消えてなくなるのを見て
仰天してしまいます。
付加価値は簡単に引越しをするものなのです。

まだ元気のいい人なら、
逃げ出す付加価値のあとを追いかけることができます。
次に工業化がすすむ地域へ自分が動けばいいのですから。
でも大抵の人は
もう人生の大半を消費して年もとっているし、
もう一度はじめからやりなおすだけの気力もありません。
何よりも新しい時代の変化に
ついて行けなくなっています。
新しいチャンスのあとを追うのは、
結局、次の世界を背負う若いゼネレーションだ
ということになってしまいます。

この論理に従えば、
次にチャンスの多いところは、
工業生産によって新しい付加価値がもたらされる
新しい地域ということになります。
それが中国であることは
いまや誰の目にもはっきりしてきました。
とすれば次に「金持ちになれる人」の活躍する舞台は
日本国内よりは中国大陸、
もしくは双方をつなぐ路線上にあることは
はっきりしています。
舞台は移るけれども
新しい舞台で働く原理原則は同じです。


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