中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第2127回
コーヒーの事業は着々進んでいます

コーヒー園の開発をはじめてから
3年たってしまいました。
前景気はよかったし、プラスに働く情報も
次から次へととびこんできましたが、
何しろコーヒーの栽培からはじまって、
コーヒー・ハウスや家庭の食卓までという
長い長いコースを一貫してつなごう
ということになると、
そう簡単には行きません。

それでも去年の2月には
雲南省保山市の山の中にある
コーヒー選別工場が完成したし、
北京三全公寓にあるQ’sカフェのテストショップは
一年あまりの実験の結果、
同じ北京市の財富中心という新興ブロックに
2軒目が昨年末に開業しました。
また北京のイトーヨーカ堂の中に
2軒ケーキの店ができました。
美味しいパンやケーキの店のない北京での
初の試みですが、
恐らくことし中にコーヒーショップは
10軒くらいにはふえることになるでしょう。

昆明市では五つ星ホテルの翠湖賓館の1階に
邱公館珈琲(英文名 Q’s CAFE)をつくり、
お客から親しまれるようになりました。
上海では戦前からある古い大邸宅を改造して
文化村のような邱公館の計画を
目下進めているところです。
また台北の永漢国際書局を大改造して
4階に邱公館珈琲の台湾本部をつくるべく、
目下、造作にかかるところです。
一番お待たせをしている東京のQ’s カフェは、
待ちに待った水蒸気焙煎の機械が年末に
やっと1号機が完成し、
2月に原宿通りの片隅に
コーヒー豆の小売りをメインにした
小さなQ’s カフェをつくるべく、
プランをすすめているところです。
開業の日程が決まりましたら、
改めてこの欄でお知らせ致しますが、
家庭用のコーヒーを売るのが主目的なので、
お店で飲むコーヒーの値段は
試飲用の値段にすることも考慮に入れています。

どのラインも軌道に乗りはじめたら
人手不足を起すことは目に見えていますので、
雲南、北京、上海、東京で
コーヒー関係の分野で
一旗あげたいと考えている人は
どうぞアジア交流センターに接触して見て下さい
私の求めているのは未来の起業家で
従業員ではありません。


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