中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第2303回
ロシア旅行にご一緒しませんか

中国に対抗するために
インドと仲好くしようじゃないかと考える人は
バカじゃないかと私は思います。
インドと仲好くするよりも、
どうやったら隣人と仲好くできるか神経を使う方が
隣人とうまくやっていく近道だからです。

そういった意味では、日本人は神経質な割りに、
韓国とも中国とも、
ましてやロシアとも仲がいいとは言えません。
かつては海の向うのアメリカとも
国を滅ぼすような戦争もやりました。
いまはアメリカと仲好くやっていると
思っている人もいますが、
言いなりになっているだけという人もいます。
ナニワ節が日本にあるのは、
日本人がその通りにやらないからだと考えている人もいるのです。

私は日本人に
できるだけ中国に行って見ることをすすめていますが、
同じことがロシアについても言えます。
中国によく行く人でもロシアには滅多に行かないでしょう。
私自身ヨーロッパには何十回も行っていますが、
ロシアには一回しか行っていません。
鉄のカーテンだったせいもありますが、
鉄のカーテンが崩れ落ちてから十年以上もたってしまいました。
これではいけないと思って、
ソ連邦が解散したあとのロシアに見に行くプランを立てたのです。

来る8月9日(水)から18日(金)まで9泊10日の予定で、
北京経由でモスクワとサンクトペテルブルクを一巡し、
上海に戻って日本へ帰ります。
駆け足の旅でゆっくり田舎までまわることはできませんが、
中国投資考察団を中国の向うまで足を伸ばすことになりました。
ゴルバチョフの時代からどれだけ変わったのか、
ロシア株のブームも
時々耳に入ってくるようになった新石油王国を
この目で見るのもとても興味のあることです。

こんなチャンスは滅多にありません。
時間をつくってぜひ好奇心に火をつけて下さい。
ご参加になりたい方は大至急、アジア交流センターへ。
説明書を送ります。


←前回記事へ 2006年6月30日(金) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ