第2314回
人材派遣の仕事をやりたい人いませんか

国内ではホワイト・カラーからブルー・カラーに至るまで、
正式社員を雇わず、
人材派遣業者に頼るようになりましたが、
キケン、キツイ、キタナイといった３Ｋ分野の仕事は
いくら高い給料を払っても人が集まってきません。
仕方がないので、外国から密入国者も含めて
色んな方法で人を入れ、
こっそり働いてもらっていますが、
入国管理事務所の取締官に踏み込まれると、
一網打尽にされてしまいます。
先日も知っている人の工場に手入れがあって、
見習生として正式に入国の許可をもらっているニ人を除いて、
他のもぐりはすべて収容されて
強制国外退去処分にあったと聞きました。

それぞれの国の事情もあるでしょうが、
国が違うというだけのことで、
働く自由もないということは
決して自慢のできることではありません。
いまは安い労働力が入ると国の秩序が乱されると言っていますが、
そのうちに寝たきり老人の面倒を
見る人がいなくなると老人を死に追いやることになるし、
農地を耕やす人がいなくなると、
農地は荒れ放題になって
修複ができなくなることは目に見えています。
ですから、いまのうちから、
国境の壁に少しずつ小さな穴をあけて
「見習生」から先ず入れて予行演習をする必要があるのです。

誰かそういうニュー・ハロー・ワークの仕事に興味を持った
若い人はいないものでしょうか。
寧夏自治区の方は中国側の人に任せるとしても、
「見習生」を受け入れる資格を備えた共同組合や
その傘下の企業で「見習生」を欲しがっているところへ
セールスに行く仕事を受け持ってくれる人は
いないものでしょうか。
売れない物を売りに行くのではなくて、
皆がのどから手が出るくらい欲しがっている物を
売りに行くのですからとても喜んでもらえる筈です。
ただ異国の人とのコミュニケーションが必要ですから、
中国の事情を理解し、
中国語が片言でも通ずるくらいの語学力は必要です。
希望者はアジア交流センターに写真添付の上、
履歴書と身上書を送って申し込んで下さい。