中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第2340回
やっぱり幻の化粧品に遭遇しました

私くらいの年齢になると、
顔も手も腕もかなり皺がよるし、皮膚はカサカサになるし、
人によってはシミだらけになってしまいます。
幸、私は20何年も前からクリスチャン・バーナード博士
(世界ではじめて猿の心臓を人間に移植して
世界をアッと言わせた南アフリカの心臓学者)の名前を冠した
グライセルというスイスの化粧品をずっと使ってきたので、
ほとんどシミが目立たず、
あまり皺もよらずにこの年まで頑張ってきましたが、
それでも空気の乾燥した北京に長く滞在していると、
顔もカサカサになるし、
腕は乾燥して鱗みたいな紋をえがくようになります。
また左の人差し指の根元に近いところに
1円玉くらいの大きさのシミが20年ほどもかけてできています。

そこへ早速、「美麗元素水」
(この名前は新装したら変えることになっています)と銘打った
美顔水を顔から首にかけて吹きつけたところ、
さきにも申し上げましたように、
あッという間に皮膚の中に染み込み、
1日目、2日目、はそれほどでもありませんでしたが、
3日目になると、
肌がツルツルになるのがさわってもわかるようになり、
もしかしたらこれは効くのかも知れんぞ
という感触を抱くようになりました。

ちょうどその頃、東京に帰りついたので、
家内と娘に1瓶ずつ渡して顔や手に使ってもらったところ、
いままでにない反応が私のところに戻ってきました。
なかでも一番はっきり反応したのは
私の腕で鱗みたいになっていた肌がいつの間にか
若い頃と同じツヤツヤした肌に戻り、
また指のシミは少しずつ色がうすくなって
とうとう少し遠くから見ると
ほとんど目立たないところまで辿りました。
但し、シミがおちるまでに3ヶ月かかってしまいましたから、
「細胞の新陳代謝は3ヶ月」という定説を
実証することになってしまいました。

それにしてもシミがほとんど消えてなくなりましたので、
これは今の化粧品の常識をこえる出来事だ、
大へんなことだ、と言ってよいでしょう。
3日から昨日の5日まで
私は長白山脈の山奥にある
王振国さんの薬草園に滞在していましたが、
以上のような人間実験台をつとめたからでした。


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