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第2492回
王振国さんに診てもらいたい人は

いま王振国さんの癌の病院で一番流行っているのは
珠海の病院です。
珠海は香港の近くにあって噂にきいた患者さんたちが
タイやインドネシアやフィリピンあたりから
集まってくるからです。
ほとんどが華僑の人で、
華僑の人たちは本土の人たちよりお金持ちで、
入院費の支払いに耐えられるからです。

もし皆さんに診てもらう希望があれば、
何日かあれば足りますから、
予約をとって上海か、珠海のどちらかに行けば間に合います。
泊る施設もあるし、同伴してきた人が泊る別の施設もあります。
入院をする場合は2週間で帰れる人もあれば、
1ヶ月半くらいかかる人もあります。
日本の保険がきかないのが残念ですが、
日本の入院費に比べればうんと格安ですから、
日本人に払えないような金額ではありません。
いくらくらいかかるかは
北京の種字林の番人をやっている上田尾一憲君に
おききになって下さい。
(メール: zzl5469@163.com )

私たちが上海の病院を訪問した時は、
ハイハイQさんで天仙液の存在を知った人が
奥さんに伴われて治療のために入院していました。
2週間くらいで退院でき、
あとはクスリを持って日本に帰り
家で治療を続けるそうですが、
私の顔を見てとても喜んでいました。
「病院の居心地はどうですか」ときいたら、
「メシのまずいのには閉口しています」とこぼしていましたが、
さもありなんと私も頷きました。
食事のまずいのは中国のどこの病院にも共通ですが、
王先生はそういうことには無関心な人ですから。
北京の病院は多分、ことしの中頃には完成しますが、
私はスイスの病院のように
メニューで食事がオーダーできるようなシステムを
つくりませんかとアドバイスしていますが、
はたしてそこまで踏み切れるかどうか。
私は日本人が癌の治療に来られるような
設備の整った病院をひらいたら、
患者さんのお世話をしてさしあげますと言っているのですが、
緊急を要するお方はとりあえず上海に行って見て下さい。
詳細は上田尾君に
王先生のスケジュールをきいて見る必要がありますが。


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2007年1月5日(金)

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