中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第2540回
成長株買いは先ず会社の見学から

昨年のはじめから中国の成長株に気をつけるようになって、
いくつか候補を選び出し、先ず株を買って小手試しをやって見て、
それから会社の見学に行きました。

私は広大な中国で誰にでも知られている有名人ではありませんが、
インターネットのキイを叩くと、
日本に負けないくらいさまざまなデータが出てきます。
中国人の耳に一番入りやすい私の主張は
「中国株はまだ10倍はあがるだろう」という見方と、
「人民元は1ドル4元の時代が来るだろう」という予想で、
中国じゅうの新聞や雑誌に報道されたデータが記載されています。
ですから、
私の名前を知らない上場会社の董事長さんや総経理さんでも、
パソコンを叩くと
私が自分たちの株価に影響する人だということをすぐに理解し、
私の会社訪問を承知してくれます。
なかには飛行場まで私を迎えに来てくれた秘書室のスタッフが
「センセイは雲南省でコーヒーの栽培をしておられるそうですね」
と挨拶する人もいます。
私が雲南省の保山市でコーヒー園を経営していることや、
寧夏自治区の銀川市で
人材訓練のために奨学資金を出していることも、
グーグルなどで読んで知っているのです。

ですから、経営のトップにあって、
直接その口から会社の現状や将来の方針をきくことができますが、
もちろん、なかには株主やジャーナリズムに対して
閉鎖的な態度をとる上場会社もあります。
その中には、
業績が思わしくないために人に会いたくない会社もあれば、
自分の会社のPRに対して全く関心がない会社もあります。
でも目下、成長中という会社は大抵、経営者の年も若いし、
参考になる意見をききたいと思っている人が多いので、
すぐに承知してくれます。
手応えのあるのはむしろそういう会社で、
中国人寿、中国財産保険、蒙牛乳業、中海発展、民航信息、
長安汽車、中海コンテナ、中航科工、エルドス、伊泰煤炭など
一流企業の見学を一通り卒業してから、
私が次に見学づいたのは
その後に続くスケールの小さい成長企業だったのです。


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2007年2月22日(木)

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