中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第2566回
5月は九寨溝と成都にご一緒しませんか

まだ4月に孔子の故郷と山東省の優良成長企業の見学に行く
中国投資考察団もはじまっていないのに、
またその次の
第46回中国投資考察団の募集をはじめるのは早すぎますが、
第46回は4月の次の5月に挙行しますので、
いまから募集をしないと間に合わないのです。

5月は前にも予告したことがありますが、
私が成都市に建てている伊勢丹のビルが完成して、
5月19日(土)に伊勢丹百貨店のオープニングがあります。
大家として私も
オープニングの典礼に参加しなければならないのですが、
どうせなら多くの日本人が参加して賑やかな方がいいので、
昨年から成都と揚子江の水源地である
海抜5000メートルの高地にある中国の名所
九寨溝を訪れるプランを立てていました。
成都の銀座4丁目の交差点のようなところに建てていた
16階建てのビルも予定通りに昨年11月に完成して、
8階までが伊勢丹、
9階から16階までがビジネスホテルになって、
目下、内装に全力をあげているところです。

伊勢丹は中国大陸に進出して
最も成功した日本の百貨店で、
上海に2軒、天津が最近、新館に引越したばかり、
次が山東省の済南市、
そして、うちの成都市が5軒目にあたります。
成都では私が10年前から
イトーヨーカ堂の1軒目の大家をつとめていますが、
1昨年、反日運動でガラス窓を割られたところです。
人口1千万の成都で最も目立つ繁華街のド真ん中ですから
狙い討ちにするのに絶好のロケーションだったからでしょう。
そのヨーカ堂と隣り合わせですから、
日本を代表するスーパーと百貨店が
軒を並べることになります。

伊勢丹の上のビジネスホテルは
自分で経営する案もありましたが、
ちゃんとした形になるのに少くとも3年かかるので、
私が下りて台湾で一流のホテルの総経理をやってきた人で
既に大陸で4軒のビジネスホテルを経営している人に
お任せしました。
旅程は5月14日(月)から22日(火)までの8泊9日です。
ご参加になりたい方は
どうぞアジア交流センターにお申し込みになって下さい。


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2007年3月20日(火)

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