中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第2734回
大雨だって3日続けば息切れします

8月17日(金)は
株式市場の3日続いたドシャ降りの最終日でした。
どんな大雨だって3日以上降り続く雨なんてありません。
降られる方より降る雨の方が疲れてしまうんです。

現実に大暴落が起った時、どう対処したらよいか、
自分はいま何をしているかについて
私が筆を起すことは先ずありません。
私が全然、
別のことについて書いていることに対して
欲求不満を抱く方もあるかもしれません。
1つには10日以上も前に既に原稿を書いているせいもありますが、
次に起ることについてそのまたかなり前に書いているからです。
過剰流動性が発生することによって、
株価も暴騰を抑えきれなくなるが、
吹きあがる力と抑え込もうとする力が働いて、
株をもっている人たちは
ジェット・コースタ−に乗った気持にさせられることについては
ずっと前から何回もふれております。

日本のジェット・コースターは設備してから
かなり時間がたっているせいもあって、
時々、故障を起すようになったけれども、
中国のジェット・コースターはまだ新しいので、
ふりおとされないようにしっかり手すりにつかまっておれば
生命に別状はないとこれまた何回も警告しております。
そこへアメリカのジェット・コースターが異状をきたしても、
基本的にアメリカのことであって、
中国のことではありません。
中国ではどういう景色が見られ、
それがいくらか修正されることはあっても、
基本的に大きな変化はないというのが私の見方です。

そこへニューヨーク発の津波が突然押し寄せてきて、
自分の持株やかねてから買おうと準備している株が
水をかぶって水面以下にもぐれば、
当然、買いの一手ということになります。
自分が予想したより下に1セントきざみ、
10セントきざみに買いを入れておいたら、
指値しただけほとんど全部買えてしまうということが起りました。
万一に備えて、
4日目の分も少しは残しましたが、
もうそのお金が株に流れる心配はなくなってしまいました。
暴落の度に投げる人がいるおかげで、
私たちは安値で株を手に入れるチャンスに恵まれるのです。


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2007年9月4日(火)

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