中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第2773回
青春を売っている所はどこにもありません

昨日お目にかけた状態から更に1カ月以上たって、
今日この文章を読んでいただいているのですが、
その間に私は東京→上海→ハルビン→ウラジオストック
→ハバロフスク→ハルビン→長春→王振国さんの薬草園のある通化
→瀋陽→北京→イスタンブール→カッパドキア
→アンカラ→イスタンブール
と移動して
今日はドバイのバージュ・アル・アラブという
船の帆の形をしたホテルに泊まっているところです。

これだけ大移動をしても、
不整脈から解放されて元気でとびまわれるようになったのも
王振国さんの「若返えり療法」の
実験台になったせいなのかどうか、実は私にも確証はありません。
でも足のしびれも少しずつですが確実によくなったし、
歩く時の足の運びもうんとよくなりました。
夜もよく眠れるようになったし、
なかでも一番楽になったのは朝、床から起き上がる時です。
目を醒ました途端に、
若い時と同じようにサッと起き上がれるようになったのです。

もし皆さんの中で、私と同じ老齢化のプロセスにいて、
私と同じように
せめて10年くらい歯車を逆に戻したい宿望の人があったら
北京の「絶世健美」に問い合わせて見て下さい。
まだそれを専業にした
治療室ができているわけではありませんが、
私の次に実験台になる勇気のある人を
王先生に紹介してさしあげることはできると思います。

私がドバイに来たのは
ドバイで株をやる下見に来たのではありません。
株をやるなら中国で間に合いますし、
中国の次の舞台を勉強したければ、ベトナムに行けば充分です。
私がドバイに来たのは
地面の下に石油が出たら、
その土地の支配者やその恩恵に浴した人たちが
どんな生活ができるようになるか、この目で見るためです。
世界で一番高いというホテルにも泊まってみました。
まあ、大したことはありません。
贅沢なんて慣れてしまえばそれでおしまいです。
ダイヤモンドを売っている所はありますが、
青春を売っている所はどこにもありません。


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2007年10月13日(土)

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