中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第2863回
2月25日は上海で邱友会をひらきます

「ベトナムに行きます」、
「帰りは上海で株式研究会をやります」というと、
どうしてこんなに人が集まるようになったかと言いますと、
やはりご時世だと思います。
経済成長が鈍ると、株式市場は勢いを失います。
その上、円高とインフレが同時に襲いかかると、
デパートもスーパーも客足が遠のくし、
お金儲けをしたい人の目は
いよいよ外国の方を向くようになります。
「アメリカは駄目」、「投資信託は危い」ということになると、
投資家の目はいやでもアジア株、
なかでも中国株、ベトナム株にしぼられてきます。

ここのところ、中国株は
政府の規制とサブプライム・ローンの影響で
身動きができなくなっていますが、
外を嵐が吹きすさんでいるだけで、
自分たちが深い傷を負っているわけではありません。
ですから2007年度の決算待ちで、
陽の当るところがはっきりしたら
買い出動がはじまることが予想されます。
多分、それは2月から3月にかけてでしょう。
サブプライム・ローンで小休止が続き、
中国株もベトナム株も低迷していることが
活動をはじめるのにグッド・タイミングになるのです。

というわけで、いよいよこれから
小口資本家の海外投資が本格化する時期に入った
と私は見ています。
私の場合はいつも気が早いので
もう一山も二山も越えてきた感じですが、
「海外投資の大衆化はむしろこれから」でしょう。
ですから、投資考察団の打ち揚げを上海か北京でやると、
回を重ねる度に参加者がうんとふえるようになりました。

今回も2月25日に上海で
考察団と邱友会との合同講演会をひらきます。
ベトナム帰りが80人もいますので、
いままでの会場では入りきれないかも知れません。
その場合は予めお知らせしますので、
上海邱友会にだけ参加されたい方は
別にお申し込みになって下さい。
ちょうど2007年度の決算報告が花盛りになる時期ですから、
新しい情報には事欠かないと思います。


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2008年1月11日(金)

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