中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第3507回
先着300人様にはサインを致します

玉村豊男さんが書いてくれた
「邱永漢の予見力」という本は今日、
集英社から全国の書店で新書版の1冊として
一せいに発売されます。
1時間でも早く読みたい方は
近くの本屋さんでお買い求めになって下さい。

私は30年前にアジアの時代の到来を予想し、
20年前には中国経済の大成長を予想しました。
そして、10年前にアメリカのマネーゲームの崩壊を
予想しています。
その当時は眉に唾をつけるような気持で
私の本を読んだ人も少くなかったかも知れませんが、
いまの時点で、次の10年にどうなるかという私の予想をきくと、
やっぱり眉に唾をつけたくなるのではないでしょうか。

私は次の10年は中国の経済力がアメリカを抜き、
アジアの時代が世界中から認められる時代が来ると見ています。
しかし、そのプロセスで中国の工業化が進むと
中国が食糧不足におちいる可能性があります。
工業化によって日本も韓国も台湾も
不足する食品を輸入に頼るようになりました。
日本の人口の半分以上の食糧不足は
他の国々の供給に仰ぐことができますが、
7億人分の食糧の供給のできる国は地球上どこにもありません。
工業化によって金持ちになった中国は
世界中から食糧を買い占めることができます。
すると、アフリカを先頭に貧乏な地域の人たちは
大へんなことになります。
ですから世界中が食糧の生産に全力を傾けるようになり、
とりわけ中国は食糧の生産を中心にした
産業構造に移ると見ています。

はたしてそうなるかどうかはすぐにはわかりません。
日本でも恐らく同じ動きが起るでしょう。
この本にはそうした流れを前提として
私がどういう手を打っているかが具体的に書かれています。
興味のある方は是非ご一読下さい。
なお昨日も申し上げましたように、
交流センターにお申し込み下されば、
先着300名様に限り私のサインをしてお送り申し上げます。
但し私は投資考察団を引率して中国を旅行中なので、
東京に戻るまでに少し時間がかかりますので、
お手元に届くのに時日を要することを予めご承知置き下さい。


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2009年10月16日(金)

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