元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第17回
なぜ「睾丸ガン」や「前立腺ガン」=男性生殖器系ガンが
増えるのか?

50代、60代ばかりか、若い世代を襲うガン。
その元凶の一つと上げられるのが食卓汚染でしょう。
どうもコンビニ弁当の「添加物」が気になりませんか?
先日、先輩ジャーナリストと食事をしたのですが、
「胸焼けがひどいので食道ガンではないかとドキッとしたんだ」
というではないですか?
ところが、よく話を聞いてみると食道ガンではなく、
どうやらコンビニ弁当の食べすぎによる胸焼けだったらしいのです。

その先輩の説によると、コンビニ弁当には日保ちさせるため、
防腐剤や抗生物質などを粉のようにまぶしたり、
ご飯の艶を出すために化学油性物質をまぶしているらしい。
とにかく心配なので自宅で調べてみたそうです。
たしかに、コンビニのご飯にお湯を入れると油がギラギラと浮く。
1週間くらい放置しても、
普通のご飯やパンは腐るのにコンビニのものは腐らないと言うのですね。

こんな化学添加物まぶしの弁当を食べ続けたら胸焼けどころか、
やがて発ガン物質が体内蓄積されたり、
体の組織がガタガタに壊れることは間違いありません。
昔、コンビニ弁当を調理するときに使う
手袋(フタル酸エステル類)や
カップ麺の容器から流れ出る環境ホルモン物質の
体内蓄積が問題になりましたが、
まさにファーストフード汚染が
ガンやアレルギーの元凶となる疑いはぬぐえません。
マスメディアは広告スポンサーに遠慮して、
こうした食卓汚染に沈黙を続けていてよいのだろうかと、
二人して慨嘆してしまいました。

さらに最近、気になるのは同輩、後輩たちに
「睾丸ガン」や「前立腺癌ガン」といった
男性生殖器系ガンが増えていることです。
これにも、コンビニ弁当の製造過程や容器に係わる環境ホルモン物質が
原因だという説があります。
いまや食事の欧米化と食卓汚染は、
大腸ガン、肝臓ガン、食道ガン、乳ガン、子宮ガンに加えて、
こんどは男性の生殖器系ガンも蔓延させる勢いです。
たとえば、あなたは睾丸ガンについて知っていますか?
患者が恥かしがって診断を躊躇しているうちに
どんどん陰嚢のしこりが大きくなり、
やがてリンパ節から肺や脳に転移する危険を孕んでいるガンです。
原因は乳幼児期の
停留精嚢(睾丸が陰嚢におさまっていない)説がありますが、
20代〜40代の働き盛りに多発するようですから、
くれぐれも若い男性諸君は日々の食生活に注意してください。
食卓汚染からわが身を守る! これを忘れないで下さい。


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