元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第45回
「すべてが自分」の発想がガンに克つ近道です

もし、あなたがガンになって、治療や人生に迷ったら、
「生還者に話を聞く」「生還者から運気を貰う」
「生還者の哲学に学ぶ」そして
「生還の法則を真似て人生前向きのイメージを膨らます」
こうした貪欲な療法にぜひ挑戦してみて下さい。
未練がましいなどとやせ我慢してはいけません。
薬籠中の物にする…という諺がありますが、
真似たイメージをいかに自分の生甲斐に応用するか?
この「すべてが自分」のしたたかな(?)
いや賢い発想がガンに克つ近道です。
「すべてがアチラ」はやめましょう。
主治医に遠慮したり、人生に自暴自棄になる…これはいけません。

ガン闘病記や治療書を読むにしても、
よくあるテレビドラマのような「涙と悲劇」の終末期患者の
話ばかりを読むことは、あまりオススメしません。
もちろん、自分と同じような部位や症状のケーススタディとして、
最悪の病状を知ることは大切です。
テレビドラマやノンフィクション闘病記というと
どうしても、死を目前にした極端な病床例の記録が多くなりますから、
読んだ後に感動するどころか、落ち込むことは間違いありません。
しかし、僕や仲間の体験からいっても、
ガン即=死というイメージは間違いで、
いろいろと治療や養生の手だてを考えて、
延命している人がたくさん一方にはいるわけです。
ガン克服のためには、生還者の体験例もたっぷり、
わがイメージとして脹らませることが大切です。

子宮ガンの手術後、ヒマラヤ登山をした女性、
乳ガンの手術後、みんなで富士山を登った患者たち、
さらに術後、カーレースに挑戦したり、
42、195キロのマラソンを完走した人、そして、
ボランティアに介護にもう1度挑戦するガン患者たち…
僕の愛読している「月刊ガン もっといい日」
といった雑誌などを開くと、
「運気に満ちた」生活記録がたくさん載っています。

こうした生還者たちは、あらゆる自然治癒の力を信じて
食事療法、呼吸療法、イメージ療法にも挑戦し、
ガンを大いなる人生の転機と変えてしまうことができた人たちです。
いや、そればかりではないでしょう。、
きっと、「死線」を乗り越える自分哲学を
自然の恵みの中に見出した人生の達人に違いありません。
「ガンという宿命は受け入れよう。
しかし、養生次第では、もう1度、己の運命が切り開けるはずだ」と
再生の勇気を奮い起こし、新たなる生甲斐を見出したからこそ、
山に登ったり、長距離マラソンにも挑戦できたのでしょう。
そう思いませんか?


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2002年10月11日(金)

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