元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第69回
末期患者に「食べる喜び」をもう1度!

もう治療の手を殆ど使い果たした末期の肝臓ガンの父親。
その様態を心配する娘さんに、
あえて食事療法の知恵を奨めた話を続けます。
僕はこんなメールを送りました。
「さぞや、父上さまのご様態、ご心配のことと拝察いたします。
肝臓はなかなか難しい症状ですから、
治療について小生がとやかくいえるものではありません。
ただ、食事療法で小康を保っておられる患者さんもおりますので、
なるべく、マクロビオティック食養生法の理論に則った、
玄米菜食や「手当て法」をおすすめます。
といっても、病院はまったくそうした療法には無頓着ですから、
ご家族がサポートする以外に手はありません。

なぜ、肉、油、砂糖、添加加工食品などをさけて、
マクロビオティックによる玄米雑穀中心の自然食が
免疫力を高め、体質改善に繋がるかといいますと、
理屈を説明すると難しくなりますが、
手っ取り早く説明しますと、
体の酸化を防ぎ、排便排毒を促進し、血液を浄化するからです。
もし、少しでも食べられるようでしたら、
市販のパンや牛乳ではなく、
自然の栄養分に富んだ、
玄米全粒粉のリブレフラワーやブラックジンガー、
さらに梅醤番茶などは消化吸収がよい自然食ですからお勧めです」

こうした玄米全粒粉のスープで末期ガンに克てるのか?
はたして強烈な毒性のモルヒネに克てるか?
臓器不全を起こし、腹水が溜まり足が浮腫みだしたら、
どんな治療を施しても手を尽くせないといわれますが、
なぜ、あえて僕は食事療法を奨めたか?
「食べる喜び」そして「生きる喜び」を
父親にもたらそうとする、
この娘さんの気持ちが伝わってきたからです。
体にやさしい食べ物を通して
なんとかして自然治癒力の素晴らしさを
体感して欲しかったからです。
「もう痛いのはごめんだ。
手術も抗ガン剤もモルヒネもいらないよ。
雲のようにゆったりと過ごさせておくれ!」
きっと、病床の父親の目が娘さんにそう語りかけたに
違いないと僕は思ったからです。

さて、自然治癒力を喚起する
マクロビオティック食養生法とは何か?
僕の食事指導者である山村慎一郎さんと
最近、対談した月刊誌の記事がありますので、
その話を中心に何回か分かりやすく解説していきましょう。
西洋医学や栄養学とはどう発想が違うのか?
はたして「ガンが食べて治る」のか?


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2002年11月4日(月)

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