元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第134回
発想転換!「いいところ取り」のすすめ

「ガンを食べて治す」といっても、
ひとつの治療法だけに固執するのは考え物です。
ある有名な病院での話ですが、
その病院の食事療法に頼り切っていた患者が亡くなり、
悲しみのあまり遺族が
賠償請求の裁判を起こしたケースもあります。
せっかくの治療の工夫が
こうした結末に終わっては悲劇です。
患者と家族の無念さはいうまでもありませんが、
医師の側もやり切れない思いでしょう。
ガン治療はホリスティック(全人間的)な養生法、
トータルなケア、そして
スローヘルスな治療設計が大切です。

ガンはミステリアス、実に複雑怪奇な病ですから、
手術だけで完治するという発想も
迷信に近いものでしょう。
何度も書きますが、
僕にしても「ガンは切らずに治す」と覚悟を決めてからは、
はっきりいって「いいところ取り」の養生法を
数種類組み合わせて、
幸運にも延命できたわけです。
手術は拒否しましたが、
副作用の疼痛にうんうん唸りながらも、
放射線や抗ガン剤という西洋医学の治療を受けました。
さらに天仙液という中国の漢方薬や、
SOD様食品という酵素で出来た健康食品の力も借りて、
悪性腫瘍を取り除くことが出来たわけです。

厚生労働省と国立病院四国がんセンターの調査でも、
キノコやハーブ類などの健康食品を試している患者は
45%にのぼっているといわれています。
平均費用は月5万7千円。
なかには100万円使っている人もいるそうです。
もちろん、あれもこれも
健康食品や漢方薬を飲みまくることも感心しません。
たとえ効いたにしても、
どれが利いたのか判明しなくなりますし、
費用もたまりません。
ひとつひとつの効果を体感し、また定期的な検査で確かめる。
さらに体調や症状に適応させながら、
「いいところ取り」の養生法を組み合わせていくこと…
これが賢い延命の方法だと僕は考えています。


←前回記事へ

2003年1月8日(水)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ