元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第133回
「心で治す」「心で食べる」

1・ガンは切らずに治す
2・ガンは心で治す
3・そして、ガンは食べて治す
僕の闘病とは、
こうした「3つのスローヘルスな治療」を実行しながら、
ガンとおり合ってきたともいえます。
あしかけ5年、食道に取り付いた6センチの悪性腫瘍を取り除き、
さらに再発転移もなく、延命してきたわけです。

まあ、常識を外した闘病ということになります。
世間の常識は、まず「ガンは切れば治る」と思われていますから、
非常識に聞こえるかも知れませんが、
ガン体験者なら誰でも分かっていることですが、
大学病院の治療だけで完治できる
「ガンの特効薬」などこの世界中にありません。
ですから、僕の生還体験は、
いまの西洋医学が手を焼いている、
このガンという難病から、
どうすれば、命を上手く拾うことが出来るか?…
この答え、つまり「患者だから出来る治療選択法」の、
発想転換のヒントとなるはずです。

ガンに克つ「3つの法則」を貫くなかで、
最も忘れてはならない心得が、
2番目にあげた「心で治す」でしょう。
これについては、養生法を貫く上で、
いろいろな医師や治療師、
さらに患者の先輩たちから教わりました。
たとえば、僕の主治医でホリスティック医療の帯津良一博士は
「生命在脚下、希望在心中」と教えてくれました。
手術を受けるにしろ受けないにしろ、
また食事療法を選択するにしろ、
あなたの「心が基本」というわけです。
患者がしっかりと己の人生を見つめ、
心を養生の土台として生きる希望を持つことが、
治療の基本、つまり快癒の近道というわけです。
まえに紹介した100歳のスーパードクター塩谷信男さんは
呼吸法で病気快癒を祈願をするとき
「すべてに感謝」「すべて前向き」「愚痴を言わない」
と3唱することを奨めています。
自然療法の提唱者・東城百合子さんの著書
「お天道さま、ありがとう」などを読むと、
宇宙自然の営みの中で感謝の気持ちをもつこと、
口で食べるのではなく
「心で食べる」ことが大切だと説いておられます。
さて、あなたは食事のとき、天然自然の恵みに感謝する、
そうした豊かな「心」で食べているでしょうか?


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2003年1月7日(火)

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