元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第154回
食は運命を変える

太平洋戦争後、とくに高度成長の始まる1970年から、
日本人の食卓はアメリカの影響で大きく変わりました。
穀物や野菜のかわりに、
肉食や乳製品が主役となり、
子供たちにはアイスクリーム、
ケーキなどの甘いデザート、そして油ぎったスナック菓子が
目の前に氾濫しました。
おまけに農業の工業化と輸入拡大策で、
農薬と化学合成添加物にまみれたファーストフードの汚染にも
見まわれているわけです。
まえにも書きましたが、
便利さは日本人の精神を変えただけでなく、
命さえ奪いかねない状況に落とし入れているといって
言い過ぎではないでしょう。

この食の堕落と食卓汚染から身を守り、
あなたの家族の健康を維持する、
さらに快適な人生を設計するためにも、
食の改善はいまや急務です。
2012年にはガンで亡くなる人が50万人と
予測する医師もいます。
そうなってからでは遅すぎます。

人間の命、日々の健康とは、
遺伝体質だけでなく、
天変地異、さらに交通事故、そして
環境汚染や社会が撒き散らすストレスによって引き起こされます。
これはたった一人の力では抗しがたいことでもあります。
しかし、こと食事に関しては、
自分一人の「意思」でコントロールできるものです。
まさに「食は一人一人の運命を変える」ものでしょう。
ですから、ガンであろうと、糖尿病であろうと、
はたまた、アレルギーもアトピーも、
ただ医師や化学薬品にすがるだけではなく、
まず、毎日毎日、
あなたの口から入る食事を見直せば、
自然治癒力も湧き起こってくるはずです。
まさに自力更正の「命の秘薬」が食の改善ですから、
ぜひ玄米菜食による食事療法をお奨めします。


←前回記事へ

2003年1月28日(火)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ