元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第181回
発想転換!わが身を精神世界にとけ込ませる

話をガンに戻しましょう。
もし、ガンになったら「養生一筋」のライフタイルに
変えるべきです。
たとえ働き盛りの30代、40代にしても、
仕事の合間に抗ガン剤を打ちに通院したり、
モルヒネのお世話になったり、
未熟な手術で命を失っては元も子もありません。
命あっての仕事であり、お金儲けでしょう。
健康でこそ家庭の幸せがあり、人生の充実があります。
これからは命の発想転換をはかりましょう。
人間、(肉体を持って)生まれ変わることは出来ませんが、
精神集中をすれば、人生のやり直しはできます。

まえに「病気は神様からの贈物」と
前向きに考える話を書きました。
もちろん、患者になってから信仰の道に入り、
気持ちを入れ替えて、心身が癒された人もいます。
もし大病を患って、
命の不思議さや健康の有難味をしみじみと体感したならば、
それは、普段、お金儲けや家計の忙しさで忘れてしまった
命の大切さを考え直すチャンスだと思ってください。

「わが身を精神世界にとけ込ませる」といっても、
別に辛気臭く考え込まないで下さい。
瞑想、感謝、祈り、深呼吸…さりげない精神集中は
必ず生きる気力を心身にみなぎらせ、
体の回復を早めるものなのです。
ただ主治医のいうがままに手術に託す、
また民間療法の秘食秘薬を買い込んで、
なんとか「ガンをやっつけたい」と
我執ばかりを燃やしていると、
その治療がうまくいった場合はまだしも、
もし失敗したらどうでしょうか?
残るのは医師へ不満やこの世に対する呪いばかり。
これではなんの得にもなりません。
挙句の果ては無責任な医師やいんちき健康商法、
いかがわしい新興宗教に騙されるのがオチです。

ちょっと唐突な発想ですが、
ガン細胞の「心」まで読み取って折り合いをつける?
それくらいの精神集中や発想が必要だと僕は思っています。
しばし「わが身を精神世界にとけ込ます」…
この発想転換が命を賢く拾う近道です。
治療計画の土台は病院でも会社でもありません。
あなたの「心」の持ち方です。


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2003年2月24日(月)

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