元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第182回
たまには瞑想していますか?

「わが身を精神世界にとけ込ます」
「宇宙自然の生命エネルギーとわが身との繋がりを体感する」
これが、ガンに負けない養生一筋の秘訣だと
申してきましたが、別に辛気臭く考えないで下さい。
日々、忙しい普通の人が、
無理に職業聖職者や出家したお坊さんのように
朝から晩まで信心に凝り固まることはありません。
この世よりあの世ばかりを考えることほどは、
生身の人間として不自然なライフスタイルはありません。
また、日常の暮しの中で、
いつも生命の本質論を思案しているわけにもいかないでしょう。

僕は幼少期の頃から、
精神世界、とくに教会といった集まりの
敬虔な面だけでなく、
宗教組織に蠢く人間のイヤらしい面も
たっぷり体感しておりました。
ですから、組織団体にわが身をとけこますのではなく、
精神世界そのものにわが身をとけ込ます…
日々の素直でさりげない「精神集中」が大切だと思っています。
毎朝、出かける前に瞑想する人、気功で心身を整える人、
お経を唱える人、神棚に手を合わせる人、
食事の前に神の恩寵に祈りをささげる生活…
そうした「しなやか」な精神の集中が
日々の気力を高めることは間違いありません。
朝から愚痴を言ったり、キレていたら、
一日中、ろくなことは起こりません。

まえに紹介した100歳のスーパードクター・塩谷信男博士
正心調息法という腹式呼吸健康法を実践するとき、
宇宙のエネルギーの彼方のサムシンググレートに向かって、
実に簡明な理想世界の「大断言」を唱えます。
別に神懸りではなく、己の精神を集中して
「元気のエネルギー」を心身に充満させるために唱えるのです。
また、この呼吸法の心構えとして三原則を誓います。
1・物事をすべて前向きに考える 
2・感謝を忘れない 
3・愚痴を言わない
塩谷さんの「自在力」や「大健康力」といった著書を読んでいると、
この養生一筋で難病を克服した人の話はもちろん、
驚いたことに百万円千万円単位の
必要な事業資金が調達できた人の話まで
登場しますから、なんとも痛快です。
信じるか、眉唾モノと疑うか…それは自由です。
しかし、どうでしょうか?
ガンを「心で治す」人もいることを忘れないようにしましょう。


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2003年2月25日(火)

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