元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第205回
モーツアルトは心地よい

脳波や血管の中だけでなく、
もっと命の根源を作っている細胞のタンパク質にも、
遺伝子にも、宇宙自然の生命エネルギーと共鳴する
「快い波動」があるらしいという
不思議な話の続きです。

スタインナイメール博士が
ウシにモーツアルトの曲を聴かせて、
乳腺の発達、乳汁の分泌を促す
プロラクチンというタンパク質を
メロディにしてみたところ、
音楽の専門家が認めるほど
モーツァルトそっくりの譜面ができたというのです。
そういえば、モーツアルトの曲を聞くと、
本当に気分が快くなると体感した人は多いと思います。
妻も僕もイライラしたときは
モーツアルトの「ディヴェロティメント 変ホ長調 K563」
CDをよくかけています。

この「たんぱく質の音楽」という本では、
さらに生物学者、大野乾博士が考えた
「DNAの音楽」についても論及しています。
遺伝子に繰り返し構造が
よく見られることから
作曲の原理との関連を謎解きし、
DNAの塩基配列を楽譜に置き換えて見せた話です。
興味のある人はぜひ読んでみてください。

別に、超常現象とか、奇跡とか、いや幻聴だ、
まやかしだと詮議するまでもなく、
おそらく、150億年前の宇宙誕生のときから、
こうした宇宙自然から生物の細胞までに響き渡る
「生命エネルギーの波長」というものはあるわけで、
日常の生活の中では現代人が
忘れてしまっている現象なのでしょう。

さあ、いくつか命の不思議について書いてきましたが、
僕はガンを患って、何度か自然治癒を体験したとき、
大学病院の医師たちは一様に、
そんな立証性のない治療はまやかしだと
一笑に伏した態度がどうしても納得いきませんでした。
そして、医学書以外の物理学、生物学や哲学の文献を調べてみて、
タンパク質のメロディ、やすらぎのα波、
マクロビオティックの陰陽食原理などなど、
いまの医学では解けない「命の謎」の答えが
だんだんと分かってきたわけです。
別に頭のおかしな超常現象マニアだと呆れないで下さい。
気はたしかですよ(^0^)。


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2003年3月20日(木)

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