元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第207回
なぜ瞑想が心身を癒すか?

鼻は単なる呼吸臓器ではなく、
宇宙と繋がる「気の器」ではないか?
口や歯は単なる咀嚼臓器ではなく、
天然自然の大地に繋がる「食の器」ではないか?
僕はそうした思いで、日々、
食事療法にも呼吸法にも励んでいます。

耳もただの聴覚臓器ではなく、
おそらく神の声も聞き分ける
「音の器」なのでしょうね。
心理学者のユングも、
夢の世界のような無意識の世界の声が
病気も癒す命の波動の
共振性をもっているといっています。
スーパーサイエンスといわれる分野の科学者までが、
根源的な生命エネルギーの領域まで
真摯に踏み込み、
心身の癒しの謎を解明しようとしています。

たとえば脳波の周波数の低い順に、
θ波・α波・β波・δ波などがありますが、
まえに書いた「ヒーリング・ミュージック」の
宮下富美夫さんの「音薬」療法もそうですが、
深い眠りと共に心身をリラックスさせるのはα(アルファ)波です。
θ(シータ)波は浅い眠り、
δ(デルタ)波は昏睡状態で、
β(ベータ)波はイライラ、落ち着きのない状態を誘います。
安定周波のα波が瞑想状態をつくり、
心を集中させて、
ひらめき、直感を磨かせ、
人生を肯定的に考えさせる働きをもたらすようです。
「音薬」療法、禅宗の座禅、
またチベット密教の瞑想…
皆、この脳波をα波に集中できたときに
宙身一体の波長がシンパサイズして、
心身が癒されるのではないでしょうか?


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2003年3月22日(土)

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