元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第274回
僕に5年生存をもたらした「7人の福医」たちのスローヘルス療法

僕が5年生存をクリアできたのは、
友人や妻の支えによるものでしたが、
なんといっても人情味溢れる
ユニークな医師たちとの出会いが幸運を呼びました。
この僕にとっての7人の「福医」たちについては、
闘病記やほかの著書で触れましたので
ここでは詳細は省きますが、
名前と療法だけをめぐり合いの順で挙げておきましょう。

・ 王振国 医師(天仙液療法)
・ 丹羽靭負 医師(SOD療法)
・ 帯津良一 医師(ホリスティック医療)
・ 塩谷信男 医師(正心調息法)
・ 土屋繁裕 医師(カウンセリング・休眠療法)
・ 袁世華 医師(中国医学・漢方療法)
そして、もうひとり、医師ではありませんが、
本書に何度も登場していただいた
マクロビオティック食事療法の食せん指導者・山村慎一郎さんです。

読者の中には、
こうした代替医療のタイプの医師や、
さまざまな免疫療法や、
アガリクスやプロポリスといった健康補助食品などを組み合わせた
「いいところ取り」の治療で
上手に延命している人もかなりいらっしゃると思います。

ともあれ、発病から5年、
僕は「7人の福医」からは治療の知恵だけでなく、
余命を楽しく生きる気力こそガンに負けない近道だと、
さまざまな人生哲学を学びました。
まさにガン闘病とは臓器を
いかに切るか?叩くか?だけの問題ではなく、
「命の哲学」の問題なのですね。

このほか、中西医結合医療といって
西洋医学と中国医学の長所をとりいれる医師にも
何人かめぐり合いました。
まえに紹介した高原喜八郎医師のように
超早期発見療法や免疫療法に腐心する医師ともめぐり合いました。
またオルタナティブメディスン(代替医療)や
ホリスティック(全人間的な)医療を組み入れる医師も
次第に増えています。
人間の心身全体をいたわりながら命を掴む…
こうした治療法、治癒法が、これからの患者が期待すべき、
スローヘルスのあり方ではないでしょうか?
あなたも、しなやかな健康法を見直して下さい。


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2003年5月28日(水)

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