元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第322回
ガン患者よ、ドクハラと闘おう!

土屋医師から「ストップ ザ ドクハラ」(扶桑社)を書きたいと
相談を受けているうちに、
患者無視のドクハラ治療がこれほどはびこってよいのだろうか?
僕自身も患者の立場から、
どうしてもガン治療のあり方について、
みんなで考えたい!と思うようになってきました。

「切られ損」や「切り捨てご免」の
大学病院のガン治療で命を縮めた、
先輩や同輩たちの悔しさに報いたい!
と、土屋医師の本に呼応して書き上げたのが
近刊「ガン患者よ、ドクハラと闘おう!」(廣済堂出版)です。
みなさん、決して、
いわれなき「ドクハラ」で命を縮めたりしてはなりません。
ぜひ、土屋医師の本と合わせて読んでみてください。
泣き寝入りしていた患者さんたちも、
きっと生きる希望が湧いてきて、
自らの努力で、あきらめていた「命を拾う」ことが出来るはずです。

この本はHiQの連載コラム、
「気がつけばあなたもガン」から、
一部再構成したものですが、
患者のための「命の防衛学読本」として、
より読みやすいように
大幅に加筆修正して書き下ろしました。

問答無用のメス、心無い言葉の暴力、
ぞんざいな治療説明、 
ますます広がる院内感染、医療ミス…
もし医師や病院が病気を治すのではなく、
病気を増やしているとしたら許されません。
「医師と患者の間違った関係」や「患者不在の医療制度」の中で、
どうしたら患者と家族はしっかりと命を掴むことが出来るのか? 
どうしたら納得できる余生を歩めるのか? 
どうしたら患者は医療消費者として自立できるのか? 

本書は患者と家族の皆さんに是非、必携して欲しい
「命の患者手帳」として編集構成しました。
「医師は神様」から「患者が主役」へ! 
「ドクハラ」から「スローヘルス」へ!
これからのガンとの闘いは、クイックやファーストではなく、
スローヘルス(しなやかな健康法)を見直すべき
患者自身の手で治療を選ぼう、人生を再設計しよう…
という逆発想の「患者学参考書」と思って
読み進んでください。


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2003年7月15日(火)

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