元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第343回
「食べる毒」を口にするな

僕は夏バテや体調不良を防ぐために、
有機栽培の通販サイトや親戚をたよりに、
食のライフラインを全国各地にたくさん作っています。
従弟のいる和歌山県田辺市からは
梅干し、椎茸、桃、ミカンが送られてきました。
田辺のとなりの南部川は南高梅の名産地ですが、
そこの月向農園は無農薬栽培で有名で、
ここからも美味しい梅干しをインターネットで購入できます。
とくに3年間 じっくり熟成の大粒梅干しはおすすめです。

また、この7月にスローヘルス懇親会を開いた
岩手・東山町の鈴木博子さんからは
「こしにしき」や「きよにしき」といった
無農薬玄米が送られてきます。
有機農園主の鈴木昭平さんからは、
成りたての有機トマトやキュウリがドサッと届きます。
旬の野菜を獲得して体調を整える…
巷に食卓汚染が蔓延するいま、
これくらいの「食の用心深さ」が養生には大切です。
この夏、みなさんも「食のライフライン作り」に励みましょう。

ちなみに拙著「ガン患者よ、ドクハラと闘おう」
巻末付録でも紹介した
自然食品店&レストランや有機農園の一部はこうしたものですから、
参考にしてみて下さい。

マクロビオティック活動の中心的団体である「日本CI協会」

小田急線沿線・東北沢駅近くにある「オーサワジャパン」

久司道夫さん認定の第1号の自然食レストラン「クシガーデン」

JR中央線・荻窪駅前の自然食レストラン「グルッペ」

新宿伊勢丹本館7階にある「茶屋マクロビオティックレストラン」

若い女性に人気の「クレヨンハウス・自然食レストラン」

大阪にある「正食協会」

全国の自然食レストランを紹介する「やさいばたけ」

全国の自然食品店を紹介する「大地を守る会」

古代米などの有機農法で評判の「浦部農園」

マクロビオティック料理研究家・鈴木博子さんの自然食材通販「マグノリア」

ガン患者や体調不良者の大敵は、
体に酸化毒素を滞留させる「化学添加物質」です。
マクロビオティック食養生法では、
こうした汚染食品は極陰性と分類していますが、
難しい理屈はともあれ、
この夏はまず汚染物質を含まない、
無農薬で有機栽培の
旬のもの、地のものを適度に食べる習慣をつけましょう。
ズバリ、「食べる毒」を口にしては成りません。
具合を悪くして医者や薬に頼るまえに、
食のライフラインを作りましょう。
スローヘルス――これが夏を乗り切る健康の第一歩です。


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2003年8月5日(火)

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