元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第345回
夏の玄米菜食レシピ(2) 高菜チャーハン

僕の食事のアドバイザーである
山村慎一郎さんの
「ゴーシュ・マクロビオティック・ジャーナル」から、
続けて、夏の玄米菜食の美味しいレシピを紹介しましょう。

● 高菜入りチャーハン
<材料>
残った冷ご飯500g、高菜漬け・人参各50g、タマネギ1個、
グルテンミート少量、じゃこ大匙1、白ゴマ大匙1、
醤油・塩、油少々

<作り方>
1.高菜漬け、タマネギは粗みじん、人参は千切り、
  グルテンミートを細切れにする

2.フライパンにごま油を熱して(1)を炒め
  火が通ったらご飯を入れる

3.ご飯がほぐれて油がからんだら、塩と醤油で味を整える

4.好みでちりめんじゃこをのせ、
  白ゴマは切りゴマにして振りかける

山村家では、この高菜入りチャーハンが、
暑くて食欲がわかないときの好評メニューのひとつだそうです。
高菜漬けはビタミンやカルシウムたっぷりの漬物で、
小麦粉のたんぱく質を固めた肉もどきのグルテンミートや、
じゃこを入れれば、
普通のチャーハンより美味しくて
栄養価も高い夏のメニューですから、
ぜひあなたの家でも験して見てください。

また、食養指導者の山村さんからは、
夏向きの出汁(だし)の取り方についても
アドバイスがありますので参考にしてみて下さい。

● 夏向きのスタミナだし
<材料>
大根・人参・ゴボウ・蓮根・カブ・ブロッコリー・キャベツ・
タマネギ・セロリなど季節の野菜、
昆布(10×20センチ)2枚、天日干し椎茸4〜5個
水は野菜の3〜4倍

<作り方>
1.昆布と椎茸を1時間水につけておく

2.野菜はよく洗って皮をむかずに大きめにざく切りにします

3.(1)に野菜を入れる。
  出汁が足りないときは水を足してもよい

4.中火にかけ、煮立ったら弱火にして昆布を引き上げ、
  時々アクぬきして約2時間煮込みます。

5.ザルで漉して蓋つきの容器で保存する

マクロビオティックでは出汁は、
体を酸化させる鰹節や煮干ではなく、
昆布と椎茸を使います。
時間の余裕のあるときにこの「出汁スープ」を作って冷蔵庫で保存。
味噌汁や煮物のときに適宜使うと、
体に優しくて、滋養のある夏の料理が出来るというわけです。
あなたの家庭でもぜひ作って、この夏を乗り切りましょう。


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2003年8月7日(木)

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