元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第478回
脱サラ帰農から「脱病帰農」へ

山形県高畠町から送られてきた
産直の「ふじリンゴ」の話の続きです。

なぜ、ジューシーで美味しいのか?
その秘密を高橋司朗さんに聞いて見ました。
「大きなリンゴ農家の無袋栽培では、
できるだけ早い時期に
実のまわりの葉を落とすそうです。
実の色づきを優先させるためですよね。
食味よりも見た目を優先せざるを得ないからです。
生産者の山川さんのポリシーは、
無農薬栽培にこだわるというより、
残留農薬を残さない方に、
より拘っていると感じています」
ただし、最低限の消毒はしており、
隔年障害の影響で、
今年は小粒の実が多く、
しかも実が少ないということです。

こうしたリンゴの栄養や効用についても
聞いておきましょう。
「水溶性食物繊維・ペクチンの効用が
良く知られていると思いますが、
整腸作用、善玉コレステロールを増やし
悪玉は減らすとも言われています。
我が家では、この時期、
毎朝のりんごと人参のフレッシュジュースが朝食です。
食後のデサートではなく、
果物は胃が空の状態で食べることが
ベストだと実感しています」

ところで、自然で新鮮な地元の食材を、
全国に届けたいと始めた高橋さんのヘルシー通販ですが、
長男・当時4歳(現在6歳)の喘息を治すために、
1年半前に横浜からこの町に転居。
いまでは食事の改善も玄米菜食を基本にし、
長男の喘息が跡形もなく消えて、
大喜びの日々を過ごしているそうです。

これからは脱サラ帰農という流行だけでなく、
脱病帰農が家族の健康のために流行る時代かも知れません。
ちなみに 高畠町からの冬のお薦め食材は、
・無農薬大豆からのこだわり醤油500ml・・・500円
・ふじリンゴ5Kg(16〜18玉)・・・3000円
・季節の新鮮野菜お任せパック・・・2000円
100%そば粉の手打ち蕎麦や
こしひかり玄米も人気だそうです。
● 問い合わせ先=「ア・コール」=TEL:0238-58-5438


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