元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第505回
帯津医師が新クリニックを開設

ことしもいくつかの新年会に出ましたが、
1月4日には、僕の主治医であり、
ホリスティック医学協会会長の帯津良一医師が、
あらたに本格的な癒しの診療所・
「帯津三敬塾クリニック」を開くというので、
その開所パーティに出かけました。

東京池袋のメトロポリタンホテルには、
300人近い医療関係者や、
その癒しに満ちた診療で救われた
多くの患者やファンの方々が駆けつけて、
会場は溢れんばかりの盛況で、
素晴らしく元気に満ちたパーティでした。

ご存知の人も多いと思いますが、
帯津医師は東大病院、駒込病院で
長年、執刀を重ねてきた敏腕の外科医ですが、
21年前から西洋医学の限界に気づき、
気功、漢方などの代替療法も併用する、
いわゆるホリスティック治療の先駆けをなした医師です。

これまでの埼玉・川越の帯津三敬病院では
西洋医学中心の治療に、
さらに活動範囲を広げて、
こんどは新たなクリニックで、
漢方、気功、ホメオパシーといった、
心身丸ごとの代替療法を中心とする治療を
思う存分始めるというわけです。

「体、心、命の三つが渾然一体となった
人間丸ごとをそっくりとらえるのが
ホリスティック医学ですが、
まだ確たる方法論は確立していません。
そこで、理想のホリスティック医学に近づけようと
さらに本格的な『生命の場』としてのクリニックを
開くことにいたしました。

本来、医療とは患者、家族、友人
そしてさまざまな医療関係者が作る
『出会いの場』の営みだと思います。
すべて係わりをもった人たちが、
それぞれの前向きなエネルギーを高めながら
互いに支え合うことによって、
患者はもちろん、家族も医師も看護師も
みんなが癒される――そういうものだと思います。

アローン、ひとりぽっちではなく、
トータル、つまり、係わり会う人全員の
生命エネルギーを高める――そうした診療所、
出会いの場、生命場を作っていこうと決意したわけです」

帯津医師のあの優しい笑みを浮かべながらの挨拶に
患者のみなさんから万雷の拍手が送られました。
まさに、癒しの治療を求める
多くの患者にとって心強い朗報だと思います。


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