元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第513回
医師でも受けたくない手術?

手術をすれば、舌も切られ、
声帯も取られるという
口腔底ガンの惨い手術をなんとか避けられないか?
弟さんのために、Mさん夫婦が必死で、
「切らずに治す」方法を探しまくった話の続きです。

Mさん夫婦は、
僕が手術を拒否して食道ガンを治したことを知っていましたし、
食道ガンも口腔底ガンも同じ扁平上皮ガンであるために、
まず「ガン 切らずに治す」治療法について聞きにきたわけです。
僕の場合は放射線と抗ガン剤治療の合間に
中国の漢方薬・天仙液とSOD様食品を併用、
さらに退院後は玄米菜食法で体質改善をはかる、
いわばいいところ取りの組み合わせ療法でしたが、
「病院の治療のほかに、
患者自身が免疫力を高めることが大切だから、
こうした漢方薬や食事療法も頭から
バカにはできません」と話しておきました。

以後、Mさんは、
こうしたスローへルスな療法に納得して、
天仙液を弟さんに奨め、
ブラックジンガ―のような玄米全粒粉の飲用も
奨めたようです。

その一方で、弟さんに成り代わって、
セカンドオピニオン
つまり、第2、第3の複数の医師の意見を
精力的に聞いてまわりました。
「先生が口腔底ガンなら手術を受けますか?」
さて医師たちの答えはどうだったと思います?
ツテをたどって相談した医師の10人のうち9人までが、
驚いたことに「手術は受けない」と答えたというのですね。
いちばん親しかったH医師は
「医師でさえも受けたくない手術ですから、
ご家族でよく相談されて担当の主治医に
受けたくない旨を伝えたほうがよいですよ」
とアドバイスをくれたそうです。
この治療選択の情報収集が、
運命の分かれ目となりました。
まさに兄弟の支えは
最大の良薬となったといえましょう。

しかし、大学病院に戻って、
手術拒否を伝えると、
主治医を始め4人の医師たちが
じつにイヤな顔をしたそうです。
すかさず兄のMさんは、
「先生たちが患者ならこの手術を受けますか?」
と問い質したそうです。


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