元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第540回
命の家計簿+若さに投資

まさに「元気で長生きも芸のうち」です。
ガンの患者に限らず、
これからの長寿難病時代を上手に乗りきるためには、
いろいろな形の「命の家計簿」をつけましょう。
とくに50歳をすぎれば、
預貯金や株、不動産といった
多少の蓄え、資産はあるでしょうが、
この国家財政が破綻し、個人の税金、
医療費負担が増える一方の悪い世の中では
先行き、何が起こるかわかりません。

健康、生甲斐、仕事、家族、もちろんお金、
転ばぬ先の杖、
いや転んでもただでは起きない知恵をつけるためにも、
あなた流の「命の家計簿」を付けましょう。

また、生命保険会社の調査では、
老後を夫婦2人で暮らしていくには、
最低日常生活費は月額23.5万円、
ゆとりある老後生活費は月額37.3万円と推定しています。
60歳時点での平均寿命で
老後の生活期間を25年とすれば、
373,000円×12ヶ月×25年間=1億1190万円
約1億2000万円を見込んでおく必要がありそうです。
「命の家計簿」とは、
掛かった費用のメモ帳としてだけでなく、
収入部分の設計図であることが大切です。
あなたの対策はどうでしょうか?

というわけで、いま発売中の拙著
「こうすれば50歳から病気知らず」には、
長寿難病時代を乗りきるお金の算段について、
「若さに投資」というキーワードで、
自分の健康維持にお金をかけることはもちろんですが。
いま話題の「元気な若さ市場」――
中国株投資のポイント、
人民元切り上げ投資のタイミングについても、
少し触れましたので、興味があれば読んで見てください。
「命の家計簿」+「若さに投資」――
これが元気で長生き、
いや己の心身を「元気で若返らせる」
賢い知恵だと思っております。

公的年金だけですと、
約7000万円ほどしか確保できませんから、
あとの5000万円が中高年の財養生の知恵となります。
退職金や確定拠出年金や株・不動産投資やら、
ずばり、あまり皮算用をはじかずに、
とりあえず、まずはこの当たりを目標にして、
若々しい「命の家計簿」を描きましょう。


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