元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第578回
朗報メール!「ゴルフで優勝しました」

「ガンを切るべきか? 切らざるべきか?」
「アガリクスやメシマコブはどうか?」
「漢方薬はどうだろう? 天仙液のホンモノは?」
読者から毎日のように、
ガン撃退の処方について問い合わせがありますが、
薬や手術も大切でしょうが、
ガンのような、いわば突発性の老化といわれる
生活習慣難病の場合、
一発で完治できる万能薬など、
この地球上にないわけですから、
治療に専念すると共に、
日々の養生、とくに「食生活の改善が大切ですよ」
とみなさんに奨めています。

このコラムの常連読者なら、
こうしたスローへルスな考え方をよく理解して、
上手に延命している人は多いと思います。
先日も子宮ガンの手術後、
抗ガン剤治療をやめて退院して1年ちょっと。
玄米菜食法でめきめき回復した
イベントプロデューサーの女性
Oさんからメールが来ました。
体重も6キロほどダイエットされ、
仕事もバリバリこなすばかりか、
とうとう、業界のゴルフコンペで
優勝してしまったというのですね。

今月末には、やはり子宮ガン友達の長崎の“蝶々さん”と
「まんじゅ蒸し温泉」というところに遊びに行くそうです。
ガン病棟で抗ガン剤の副作用にウンウン唸っていたより、
ずっと賢い養生法の選択だと思って嬉しくなりました。

ガンの大きな原因は、
高蛋白、高脂質、高糖質の過食ですから、
まず体質改善をすることが
治療の土台なのです。
「薬より食事」――これが病気に克つ、
いや病気知らずの知恵なのです。
このままでは日本人全体の心身が崩壊しかねません。
玄米菜食の優れた効用をもっともっと見直すときだと
僕はつくづく思います。

ただ、一口に玄米菜食といっても、
「言うは易し」で毎日の献立を作ることは
大変な作業だなあ――とあきらめた人もいることでしょう。
専用の圧力鍋にカムカム鍋をいれて、
玄米ご飯をむっちりたき上げるだけでも、
1時間半はかかります。
その合間に、味噌汁、きんぴらゴボウ、
ひじきの煮付けなどを添えて、
たっぷり2時間はかかります。
わが家でも料理する妻は大変です。
でも、食事療法も難しい理論より、
まず持続することに意味がありますから、
明日からは、僕たち夫婦が実践している
「シンプル玄米メニュー」を少し紹介したいと思います。


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