元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第580回
「一日1回!シンプル玄米菜食」のすすめ

働き盛りのころは僕も無茶な食事をしていたなあ
と今思えばゾーっとします。
朝食抜きで出勤、
あわてて駅で牛乳や健康ドリンクを立ち飲みして、
昼は鰻丼、牛丼、天丼、親子丼。
夜は宴席でしゃぶしゃぶやステーキ、
さらに大酒を飲みまくり、
夜食に焼肉、ラーメン――
こんな食生活でしたから、体が酸化して、
ガンが体内を暴れまくる体質になってしまったわけです。

まあ、ガンの患者でなくとも、
これから元気で長生きするためにも、
中性脂肪をとるためにも、
ダイエットするためにも、
多くの人に玄米菜食をすすめたいのですが、
忙しい人には玄米ご飯を圧力鍋で炊くことも、
大変な作業となりますね。

また、実際のところ、
玄米はよく噛んで食べないと、
本当に腸から吸収されないものですから、
いくら玄米がよい、菜食が優れているといっても
なかなか広がらないわけです。
ですから、
一日1回は「梅干」と「玄米粉」を食べる習慣をつける――
このシンプル玄米菜食のすすめを提案したいと
思っています。

前回、紹介した玄米全粒粉のリブレフラワーとは、
玄米の栄養素を破壊することなく、
玄米を25ミクロン(ミクロン=1000分の1mm)もの
超微粉末にした画期的な玄米の粉ですから、
消化吸収がよく、腸に溜まった肉片や毒素を
排泄する力の強い食品です。

また、梅干は昔から「万能薬」といわれるほど、
消化促進、整腸作用、殺菌効果の高い食べものです。
「日の丸弁当」にするとご飯が腐りにくくなります。
そのほか乳酸の蓄積を防いで疲労回復となるばかりか、
老化防止にもあると伝えられています。
梅干の「すっぱさ」のもとである、
『クエン酸』という有機酸が体を浄化してくれるわけです。

こうしたシンプル健康料理の話は、
なかなか医師も栄養士も
実際のところは知りませんから、
自分で工夫して
「一日1回、シンプル玄米菜食」
これを工夫し、実行してください。
ガンだけでなく、
アトピーや花粉症の予防にも繋がるはずです。


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